仁村紗和&永瀬莉子、期待の美人“姉妹”の共通点は「原宿でのスカウト」

2019/08/31 07:00 配信

ドラマ インタビュー

「それぞれの断崖」で姉妹を演じる永瀬莉子、仁村紗和(写真左から)

崩壊する家族とその再生を描く遠藤憲一主演のオトナの土ドラ「それぞれの断崖」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)で、遠藤演じる志方恭一郎の2人の娘・真弓と真紀を、仁村紗和永瀬莉子が演じている。

本作は、社会派ミステリーの名手・小杉健治の同名小説が原作の社会派人間ドラマ。

志方(遠藤)の息子・恭介(渡邉蒼)が、13歳の少年によって殺害される。しかし、犯人は少年法で守られており、罪には問われない。

そこで志方は、怒りの矛先を加害者の母に向けるが、接触を続けるうち、2人は次第に引かれ合っていく。

仁村は、20社以上からスカウトされた経験を持ち、デビューから1年半で10社以上のCMに出演。その後もドラマ、映画、ミュージックビデオ、モデルなど多岐にわたって活躍。11月15日(金)公開の映画「地獄少女」への出演も控えている。

一方、雑誌「Seventeen」(集英社)のモデルでもある永瀬は、女優デビュー半年ながら第30回ヤングシナリオ大賞「ココア」(2019年、フジテレビ系)で初ドラマにして初主演。4月期のドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」(フジテレビ系)にも出演を果たした。

「ザテレビジョン」では、今後の活躍が期待される2人に話を聞いた。

自分が面白い人になったのかと錯覚


――お二人の役どころについて教えてください。

仁村:真弓は、もう仕事をしている年齢の女性ですが、まだ学生の、歳が離れている妹と弟をすごくかわいがっていたと思うんです。

でも、そんな弟が殺害され、父と母の仲も悪くなり、私が何とかしないといけないという責任感を感じている状態です。監督にも「ドンと構えた感じで演じてほしい」と言われたので、そこは意識して演じています。

永瀬:真紀は弟のことが大好きで、守りたいという強い思いも持っていますが、お姉ちゃんを頼ってしまう次女らしい一面もある子です。

監督からは、私の実年齢と同じ、「普通の高校2年生の女の子でいてほしい」と言われたので、飾らず、素の自分に近い部分を出すようにしています。

――お互いの印象はいかがですか?

仁村:よく笑ってくれます! 本当によく笑うので、自分が面白い人になったのかなと錯覚しちゃいます(笑)。

永瀬:本当に面白いんですよ(笑)。本番ギリギリに、私のツボに入ることを不意打ちで言ってくるんです。笑わせようと狙って言っていることもあると思いますが、基本、ボソッと言ったことがツボに入ってしまって(笑)。

仁村:そうやって笑ってくれるので、うれしいな、楽しいなと思っています(笑)。

――お二人の仲も深まってきているのですね?

永瀬:実際に紗和さんと同い年の姉がいるのですが、紗和さんも本当のお姉ちゃんのような感じで、毎回会うのを楽しみにしています。

仁村:私はいつも現場にTシャツを着てくるのですが、妹(永瀬)に見せたいがために、毎回「今日はどれを見てもらおうかな」と選んでいます。

永瀬:今日も、ついさっきお披露目会をしてもらいました! 今日もまた新しいTシャツで、初めて見たタイプの物でした(笑)。

仁村:見せるっていう、ただそれだけなんですけどね。「今日コレだよ~」という感じで(笑)。