――今までの共演者で印象に残っている方はいらっしゃいますか?
仁村:今回、泣きの芝居の時に、遠藤さんが最初から最後まで付き合ってくださいました。遠藤さんの器の大きさに感動しました。
永瀬:「ストロベリーナイト・サーガ」でご一緒した事務所の先輩の二階堂ふみさんは、周りを良く見ている方で、演技以外のところでも、本当に細かいところまで気遣ってくださったので、自分もそういうふうになれたらいいなと尊敬しています。吸収することがたくさんありました。
――永瀬さんはプロフィルに、今欲しいものとして「チャンス」を挙げられていますね。どういう気持ちでチャンスと書かれたのですか?
永瀬:一番大きな目標として、私は“朝ドラ”に出たいと思っていて、今、目の前にある一つ一つが次につながるチャンスになればいいなと思っているんです。だから、そういう意味では、目の前にあるものがすべてチャンスというか、逃したくないなと思いますね。
仁村:本当に何が次につながるか分からないもんね。
――最後に、本作の見どころを教えてください。
仁村:まずは、あり得ない設定がたくさんあるので、そこをツッコんで楽しんでもらいたいということと、人生には苦しいことなどいろんなことがありますが、どう良くするのか悪くするのか、強さにするのかという彼らの選択も見ていただけたらなと思います。本当の意味での“成長”をこの家族を通じて感じてください。
永瀬:共感しづらいお話だと思うのですが、だからこそ面白さがあると思います。
(少年犯罪の)ニュースでしか見えていない部分ではなく、このドラマを見て、被害者と加害者の家庭内で起こるかもしれないことを知ってもらえたらなと思います。
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