櫻井紗季、今でも“真ん中”は苦手?「センターの横が一番心地良いかも(笑)」<TPD×TTV連載(2)前編>

2019/09/01 07:00 配信

アイドル インタビュー 連載

デビュー前に憧れていたのは新垣結衣撮影=永田正雄


「私を見て!」ぐらいじゃないと…


――デビュー当時と比べて自分が成長したなと感じるところは?

もちろん、まだまだなので成長を感じるということはあまりないんですけど、自分が歌うパートでセンターに立った時にフォーカスが当たるのは今でも苦手。

昔から曲の途中でセンターに立っても、早くそこから逃げたいと思っちゃうんです(笑)。だから、センターからはけるのが早いよねって言われます。

――センターに立って脚光を浴びたいという人が多いような気がしますけど…。

本当は「私を見て!」ぐらいじゃないとダメなんですけど、どうしても「うわ、やばい。真ん中に立っちゃった」っていう感覚になるんです。

表現することは好きだけど、できれば脇にいたい。センターの横が一番心地良いかも(笑)。

――お芝居の時も同じ感覚?

お芝居で注目されるのも苦手なのかと聞かれると、決してそういうわけではなくて。

どういうスイッチの切り替えなのか分からないんですけど、役だからという意識が強いのかもしれません。私自身じゃないからできるのかなって思います。

――今後、ライブでセンターに立った時のいさきさんに注目したいですね。

もしかしたら、目が泳いでいるかもしれません(笑)。

――ライブといえばTPDから派生したユニット「ぐーちょきぱー」の歌を歌っている時のいさきさんはホントに楽しそう!

最初のコンセプトがものすごく自由だったんです。何をしてもいいよ、別に空気を読まなくてもいいよって感じ。一緒にやっていた2人もそういう自由なタイプだったので(笑)。

「あ、ムリに抑えなくてもいいんだ」「自分のままでいいんだ」と思いながらやっていました。

――今もその気持ちは変わらない?

そうですね。一緒に歌うメンバーは変わりましたけど、あの時の3人の空気感が自分の中には残っているのかなって思います。