矢作穂香が映画「いなくなれ、群青」の撮影秘話を明かす「泊まり込みの撮影は、島に隔離されたようで…」

2019/09/11 06:15 配信

映画

矢作穂香のファースト写真集が9月27日(金)に発売撮影=コザイリサ

美しい瞳が印象的な矢作穂香。公開中の映画「いなくなれ、群青」では、横浜流星飯豊まりえらと孤島“階段島”で暮らす高校生・堀を好演している。

「泊まり込んで撮影したので、本当に階段島に隔離されたような感じで。でも同世代で面識のある方も多く(横浜・飯豊・松岡広大とは実際同じ高校出身で、横浜とは同級生)、ワイワイとした現場でした。そういう意味では、安心感がありましたね。私が演じた堀ちゃんは、常に相手の気持ちを大事に考えて丁寧に接する子。悲観的な七草(横浜)と理想主義者の真辺(飯豊)という正反対な性格の2人に対して、それぞれに『どうやって思いを伝えたらいいんだろう』と考えるのは難しかったです」

一方テレビドラマ「ボイス110 緊急指令室」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)では、ECUメンバーの森下栞(石橋菜津美)の妹・葵を演じ、事件の渦中に。

「怖いストーリーですよね…。第2・3・4話では葵が拉致・監禁される設定だったので、血のりや汚しメークでボロボロな格好の状態でいる中、真木(よう子)さん、唐沢(寿明)さんが気さくに話し掛けてくださって。『現場はこんなに明るいんだ』って、不思議な感覚でした(笑)。緊迫感ある物語の中で、たまに見る真木さんの優しい笑顔にホッと癒やされたりもしてましたね」

世界観の全く異なる2作での“変わり身”を純粋に楽しんだ。「世界的に活躍する女優」の夢に近づくため、18歳で単身米・NYに留学したほど、演技への思いは熱い。

「これって決めると即行動しちゃうんです。世界中から人が集まる場所だったので、本当にいろんな考えの人がいるんだなって、人の性格を尊重し、理解できるようになったかなと思います。英語はまだまだですけど、むしろ言葉じゃなく、心で伝え合うものなんだって。そういう点は、お芝居に通じるかもしれませんね」

初の写真集(金発売)では水着・ランジェリー姿にも挑戦!

「女優・矢作穂香としての原点に戻って撮影できたので、楽しかった!自分でも発売が待ち遠しいです」

取材・文=magbug