沖縄で最も面白い芸人を決める! お笑いバイアスロン2019

2019/08/30 21:00 配信

バラエティー

トップバッターのノーブレーキは「一番手向きじゃないネタ!」と嘆く

沖縄のお笑い総合王者を決める「お笑いバイアスロン2019」の決勝大会進出を決めた7組が16日、琉球朝日放送(QAB)で行われた記者会見に登壇した。

大会名にある「バイアスロン」とは、スポーツの二種競技からなぞらえており、同大会は、コント・漫才の2つのステージでお笑い総合力を競う大会。今年で7回目を迎える。今回は初の東京オーディションを開催、東京・沖縄合わせて67組のエントリーの中からファイナリストが選ばれた。

ファイナリストは、前回、敗者復活枠から王者となったありんくりんと、前回ファイナリストの初恋クロマニヨンノーブレーキが今年も決勝の舞台に。ほか、決勝大会常連のしんとすけ、ファイナル初進出のパーラナイサーラナイだるま猫ノカケラの7組だ。これに敗者復活の1組を加え、計8組で“笑いの総合力”を競う。

会見では決勝でのネタ順抽選会が行われ、決勝戦初出場のパーラナイサーラナイがファーストステージのトリを務めることになった。知念臣悟は「出場者の中で最年長のあきらさんの熟したボケを出していこうと思う」と意気込みを語った。

がらりとメンバーが変わった今大会は3組が初出場で、その中のだるまは事務所に所属していないフリーのコンビだ。「僕らのようなフリーの芸人がどんどん(メディアに)出れるような雰囲気作りをしていきたい」と少し緊張した面持ち。

前回王者ありんくりんは、「バイアスロン優勝したことで僕たちは幸せになりました。親戚から自慢の存在になれました。これからは沖縄全員を味方につけられるような存在になっていかないといけない」と、今大会も気合十分の様子だ。

さらに、会見では敗者復活ステージ出場者の発表も同時に行われた。同ステージは、決勝大会出場への1枠を掛けて、運営本部が推薦する「大会推薦枠」、番組HPで芸人の意気込みを撮影した動画で流し、視聴者からの投票が一番高かった「視聴者推薦枠」からなり、復活ステージには、すっとこどっこい知念だしんいちろうぴろんぴろん下里、OCEANが選ばれた。この4組が決勝大会の本番前に会場で観客にネタを披露し、獲得票数の一番多かったコンビが決勝大会へと進出できる。

審査員には「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)を手掛ける伊藤正宏氏や「LIFE!~人生に捧げるコント~」(NHK)などを担当する内村宏幸氏、「水曜日のダウンタウン」(TBS系)などを担当する高須光聖氏ら有名放送作家陣が名を連ねる。

ありんくりんが昨年からの勢いそのままに再び王座に君臨するのか、はたまた新王者が誕生するのか!?

お笑いバイアスロン2019」決勝大会の模様は、8月31日(土)昼2:00~琉球朝日放送(QAB)で生放送される。

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