南原清隆&バカリズム「テレビの取材力VSインターネット検索力」を語る<インタビュー>

2019/09/01 10:00 配信

バラエティー インタビュー

「ダーレモシラナイ~爆笑!日本の 新知識~」より(C)MBS


テレビの面白さや可能性


――収録で出た情報で、知っていた情報はありますか?

バカリズム:収録では出てない情報ですけど、「耳に水が入った時は、もう一度耳に水を入れて、水で水を出す」とか「ホワイトボードに油性マジックで書いた文字を消したい時は、もう一回油性で書くと同じ油だから消える」とか。

南原:それだったら、赤ワインの染みは白ワインで取れるとか聞いたことあるよ? 怖くてできないけど(笑)。

――収録を経て、テレビの面白さや可能性を感じたことはありますか?

南原:やっぱり小さなことがだんだん大きくなっていく気がしますよね。ネットは、どんどん深くなっていくかもしれないですけど、いろんな事例を検証して終わりますけど、テレビは一つのことがきっかけとなって、どんどん話が大きくなっていくような、これが面白いところですよね。どんどん巻き込んでいく力っていうのが、テレビの持っている力だなって。

バカリズム:この番組は、無駄な部分を楽しむ番組だと思うので。だって、情報量的にはギュッとやったら30分くらい終わっちゃいますよね(笑)。でも、その情報が出てくるまでのスタッフさんの苦労だったり、遊びだったりを含めて、この番組というかテレビは楽しめるんじゃないかなって思いましたね。

南原:言葉は適切じゃないけど、どんどん共犯者が増えていくような(笑)。テレビは汗を感じるよね。

バカリズム:今回ディレクターさんの思いとかが必要以上に入ってきて(笑)、そういうところがテレビならではなんじゃないかなって思いましたね。