さらに第6話では、相方・藤川の訃報を受けた金本(駿河太郎)が、遺体との短い対面を果たした直後「いつも通り自分たちの仕事をしたい」と、ラジオでレギュラー番組の生放送を行った。
金本は途中までは何事もなかったかのように番組を進めたものの、藤川が死の直前に送ってきた、「ぜったいお前を笑わせたる」というメールを思い出し涙を流した。「言うべきことは、言えるときに伝えなければ…」と後悔の念を覚えつつ、藤川に抱いていた思いの丈をマイクにぶつけた。
「死んでどないすんねん!」「俺を笑わせろや!」と怒鳴りながらも、いかに相方を尊敬していたかを話し、「誇りに思ってたのは俺の方や。そんな才能を持ってるお前が相方でいてくれることが、俺の誇りやってん!」と亡き藤川に語りかける様子は視聴者の感動を誘った。
この金本の長ゼリフは撮影中の霊安室でも流され、駿河の真に迫ったセリフを聞いた尾上は、遺体役であるにもかかわらず、感極まって涙を流していたという。
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