快進撃が続く横浜流星「今はとにかく、仕事をしているときがすごく楽しい」

2019/09/02 06:00 配信

映画

ことしすでに映画とドラマ合わせて5作品に出演、という快進撃を見せる横浜流星の最新作が、9月6日(金)公開の謎だらけの島を舞台にした青春ファンタジー映画「いなくなれ、群青」だ。唯一無二の世界観と美しい文章が人気の同名小説が原作で、横浜は主人公の七草を演じている。

人気沸騰中の横浜流星撮影=横山マサト


七草とは性格も似ているのかな?


「ミステリーが好きなので、脚本を読んですぐにこの世界に入りたいと思いました。謎が多いためミステリー要素もあり、ファンタジー要素も強い…。これまでにない面白い作品になっていると思います。あと、見てくださる方がどっぷりハマれる美しい世界観とセリフが特徴的。考えさせられることも多いセリフは、どうナチュラルに言うか悩みました」

今回演じる七草はどことなく寂しげで悲観的な少年だが、真辺のために何ができるのか考え行動する人物。そんな七草にも、横浜は「似ているところもある」と明かす。

「僕と七草が似ているかもと思うのは“誰かのために何かをするのが嫌いじゃない”ってこと。今の僕の場合は特定の誰かではなく、“応援してくださる人たち”のためですが、七草はその“誰か”がとても具体的で強いです。あと彼は悲観主義者なのですが、僕も物事を悪い方から考えてしまうこともあるので、性格も似ているのかな?と思います。怖がりでもあるからか、少し保険をかけてしまうというか…。自信のなさからか、“傷つきたくない、傷つくのが怖い”という気持ちがあるのかもしれないです」