斉藤真木子がパフォーマンスで“楽しいSKE48”をけん引!<SKE48「サマステ」リポート チームE編>

2019/08/31 19:00 配信

アイドル

【写真を見る】卒業を控えた後藤楽々センターで「前のめり」を披露(M9)撮影=武田真由子


MCが明けての後半は、センター・須田で最新シングル曲「FRUSTRATION」、「SKEフェスティバル」公演で披露している「恋のお縄」を。さらに、9月末でのグループ卒業を発表している後藤をセンターに、後藤が研究生ながらフロントメンバーに抜擢された初選抜曲「前のめり」をパフォーマンス。

歌唱後、須田から話を振られた後藤は「こういう場で『前のめり』をやらせてもらえたり、最初の円陣のときに泣きそうで…」と話し始めると涙声に。

「すごいチームEが大好きだから、チームEのみんなで円陣できるのもあとちょっとなのかなって思ったらすごく寂しくなって、泣きそうになったというか、今泣いてるんですけど(笑)。

でもこうやって緊張感がある中で、overtureの中(ステージに)出ていったりとか、こうやって名前を呼んでもらったりとか、そういうこともあとちょっとになってくるんだなって思ったら、寂しい気持ちもあるんですけど、1回1回を大切にして、皆さんに感謝の気持ちを伝えられるように毎日を大切にしようと思いました。本当にあとちょっとなんですけど、応援をどうぞよろしくお願いします」と胸中を明かした。

そして、最後の楽曲「To be continued.」では、ファンからの大きなチームEコールも起こり、チームEはこの日最初のステージを締めくくった。

楽しげな姿でステージをけん引する斉藤真木子が印象的


計10曲を披露したチームEは、夏の野外イベントらしくアップテンポな楽曲が中心のセットリスト。そうなると、明るい曲と相性抜群の熊崎晴香は竜に翼を得たるごとし、最後まで躍動感のあるパフォーマンスを発揮していた。

また、西満里奈は後列にいても目に留まる大きくなダンスが目立ち、髪色を変えた佐藤佳穂はセクシーキャラながら、衣装の色も相まってか、ステージで踊る姿からは以前よりボーイッシュな印象が。

また、「To be continued.」では、疲れが出ているであろう最後の曲ながら、井田玲音名野々垣美希が膝を高く上げるステップできびきびとした動きを見せていた。

そんな中、チームEの“G-1”には斉藤真木子を推したいと思う。理由はシンプルに、一番楽しそうに踊っていたから、だ。

2期生ならではの積み重ねた経験やテクニックもあるだろうが、それ以上に“楽しさ”を素直に体現しながら躍動するその姿を見ていただきたい。SKE48劇場で上演中の「SKEフェスティバル」公演ならば、「バラの儀式」などで年長メンバーらしい陰りを帯びた表情も見られるはずだ。