北川綾巴が話し終わると、副リーダーの松本が松井に促されてステージ中央へ。涙を流しながらも「泣かないですよ!?」と強がり、「去年のサマステでリーダーの綾巴さんが本当にしんどい中、倒れそうなのにみんなに『任せろ!』と言ってくれて、チームSはそれで絶対にみんな倒れないぞっていう気持ちになったし、この暑さに負けないぞって思いました」と去年のサマステで北川綾巴が見せた勇姿を振り返る。
そして、「今まで大変な時期もあったと思うんですけど、チームSの先頭に立って引っ張ってくださったことを、私たちメンバー全員見ていたので…チームSを支えてくださって本当にありがとうございます」と北川綾巴に感謝を伝えると、北川綾巴は「これから、綾巴が守ったチームSをよろしくね」と短くも万感の詰まった一言を松本に贈った。
チームSは他の2チームと違い、セットリストがユニットを含む構成だったので、誰か1人をピックアップしようという見方が難しかった。また、去年は9曲連続の披露があり、今回のステージが日の落ちた時間になったこともあってか、昨年に比べると余裕を持ってパフォーマンスをしているように見えた。
そんな中、松本慈子と杉山愛佳ははつらつとした動きを見せ、普段はふんわりとしたイメージの井上瑠夏は、ところどころでギアを上げた力強いパフォーマンスが印象的。
一方、都築里佳と山内鈴蘭のベテラン2人は、昨年に続いて確かなテクニックでキレのあるダンスを披露。この2人に関しては、ある意味「スゴいのがデフォルト」と言ってしまってもいいだろう。
そして、「劇場で見たいと思うメンバー」は、チームSは非常に甲乙付けがたかったのだが、2人を選びたいと思う。
1人は坂本真凛。「パレオはエメラルド」や「FRUSTRATION」などでは、明るい笑顔と大きな動きが目立っていたように映った。
もう1人は、研究生ながらアンダー出演した青海ひな乃だ。1人研究生が出ることにプレッシャーがあったのかは分からないが、仮にそんなプレッシャーがあったとしても、それを感じさせない堂々としていて、勢いのあるパフォーマンスは、先輩の正規メンバーの中に入っても遜色のないものだった。
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