2次元キャラを3次元世界で再現する「2.5次元舞台」。今やウィッグ(かつら)や、カラーコンタクト、衣装のクオリティ向上でキャラ再現度は、どの舞台もかなり高い。しかし! 2次元世界では「ほぼ裸?」というような露出の高いキャラも数多く存在。そんなキャラの再現は、役者がボディメイクする必要があり、難易度が高いと言われてきた。
そんなごまかしがきかない、裸体全開キャラが多く登場したにもかかわらず、圧倒的再現度でファンから「舞台上に確かにいた!」と言わしめた舞台が7月に公演された「トワイライト・ミュージカル ZONE-00」。早くも9月14日に再演ならぬ「改演」される。メインキャラ・志萬安吾(しま あんご)と 九浄三郎(くじょう さぶろう)を演じる、與座亘(よざ わたる)✕澤田征士郎(さわだせいしろう)のクロストーク!
【與座】 僕が演じている、志萬安吾のキャラクター設定は身長168cm、体重50kgで、実は体格が、僕とほぼ同じなんですよ。なので、7月公演のときはそんなに(体を鍛えることは)なにもやってなくて。でも、銭湯のシーンで、タオル一枚で舞台に出る場面があったので、一応、筋肉つけておこうと。1か月くらいかけて腹筋を割ったんです。
でもTwitterとか見たら、その腹筋には注目してもらえず、「志萬役の與座くんの乳首、・・・ちっちゃくね?」って(笑) 思いのほか乳首小さかったみたいで、劇場の座席3列目から後ろが「乳首まったく見えない!」って盛り上がっている。それで「ストーリーが頭に入ってこない!」人もいたんで。不本意なところを注目されてしまいました(笑)
【澤田】 僕も夜ごはんはサラダチキンとゆで卵。なるべく、やせて腹筋を出そうと。太っているわけじゃないけど、ちょっとは腹筋をうっすらっと出ていたほうがいいし、なんなら、ちゃんと割りたいし・・・。
【與座】 ホントにぃ? (筋トレ)やってたぁ?
【澤田】 やってましたよ!
【與座】 インタビューだからって、盛って言うのはやめよう。
【澤田】 え――? 敵?(笑)
【與座】 俺ははっきり言うよ、(筋トレ)俺はやってないから。ジャスト体重だったから。
【澤田】 僕はやっていたんですよ。本当に。
【與座】 俺も腹筋とかやっていたけど、周りのみんなのやり込みを見ていると俺はやってたとは大それたことは言えないな。あの先輩たち(弁天、千両、黒薔薇)が頑張っている姿を見て、俺はこんなことじゃ、やっているうちに入らないな、当たり前のことをしただけだな、と。そういう意味で俺は「やってない」と。でも、君は「やっている」んだな?(笑)
【澤田】 やってますよ! 本当にやってて。実家に帰った時に『けっこうやせたねー』って言われましたっ!(ドヤ顔)
【與座】 やったという基準を、上にするか、下にするかって人それぞれって話だよな(フフン)
【澤田】 あー、あとは、二人だけで話ましょ!(笑)
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