2.5次元ボディのつくり方 筋肉のみで4キロ増・男が惚れる細マッチョボディ【田中晃平・舞台「ZONE-00」千両 】

2019/09/09 18:58 配信

芸能一般

前職はコック。役者の仕事につくなんて・・


原作者・九条キヨ先生による、今回の舞台のための描き下ろしイラスト


――役者・田中晃平はどんな方ですか?

「実は飲食店で働くコックだったんです。けっこう激務で朝から毎日終電まで働いて。そんななか唯一の楽しみが、休みの日に行く映画館でした。役者の仕事につくなんて思ってなかったんですけどね。飲食店をやめたときに、今の事務所と縁がありまして。こういう世界もあるんだと知りました」

「役者になって一番楽しいのは、カーテンコールですね。公演が終わって、役がはがれて、自分として、拍手をしてくれるお客さんの笑顔を見たときは本当にやっててよかったな、と。一番最初にやった舞台は、お客さんが5人しかいない小劇場だったんですけど、それでも、何者でもない自分に拍手を送ってくれてすごいなぁ、あー、役者っていいなぁって思いました。前回の『ZONE-00』の千穐楽では3回カーテンコールがあって、まさか、ステンディングオベーションをいただけると思っていなくて、あれは、びっくりしました。自分ではあんまり、舞台上で泣いちゃいけないとおもっているんですが、めちゃくちゃ感極まりましたね。でも(舞台に並んだ)左右の二人(澤田、堀田)がボロボロ泣いていて、こんなに泣かれたら、俺、泣けないなー(笑)と。だいぶ感極まったんですけどね。スタンディングオベーションいただけたときは本当に、ぐっときちゃいそうになりますね」

――9月公演「月食」(つきはみ)の見どころを教えてください

「前回の満月篇は、千両に重きを置いてもらって月彦とのシーンが重点的だったんですけど、今回は黒薔薇朧児が登場することで、黒薔薇憐児との物語が深く掘り下げられています。千両は、今回はかなりコメディ要員ですね。おちゃめでやんちゃな部分が、全力で出されている脚本です」

「『ZONE-00』をまたやらせていただけますが、作品が続くってあたりまえって思っちゃいけないな、と思っています。続編がない舞台もたくさんあるなかで、こんなに早く、やらせていただけるというのは役者としてはうれしいですし、一方で、プレッシャーもあってこの短い期間でいかに変わったかということを見せなくてはいけません。変わったところをどう見せるか、ということは僕らの仕事でもあり、今回で絶対終わりにしたくない、次につなげたいです。前回、ご好評をいただいて、今回があると思っておりますので、今回もちゃんとお客さんに届けて、愛していただいて、次につなげていきたいと思います。まだまだ、見たいキャラクターもいっぱいいますので。千両としては、まだ見ぬ『真夜子』に一番逢いたいと思ってます。続けていって、どんどん作品を大きくしていきたい。『ZONE-00』とゾンミュをどちらとも盛り上げていければと思います」

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