――9月公演では黒薔薇朧児、憐児、兄弟の闘いがみどころですね?
「前回は飄々としていた、僕の演じる憐児がどういう風に変わるのか見てほしいです」
――(インタビューの日は富永勇也扮する黒薔薇朧児が、初めてメイクと衣装が完成して写真撮影した日)完成した朧児を見た印象はどうです?
「むちゃくちゃカッコイイです。(朧児度)が高いし、ボスキャラ感ありますね。俺様っていうのがビンビンビジュアルから伝わってきます」
――みなさん、衣装つけてメイクすると、ホント変わりますね
「衣装さんとメイクさんがすごいんで、やる側も本当に役に入り込めます。やりやすいです」
――朧児、憐児の武器は大きくて殺陣が大変そう
「武器が特殊で、腕が変化する武器なのでかなり大きいです。日本刀とは違うので、振り回すのも大変ですね。ハサミみたいになっているので、取り扱いが難しい感じで、殺陣が特殊です。怖くもあり、そこが見どころでもあり、ちゃんと(富永くんと)連携して見せれるようにしたいと思います」
――朧児役の富永さんとはどうですか?
「稽古でも話しますし、飲みにも行きました。どちらもそうなんですけど、元の性格が役っぽいなと感じました。どちらかというと僕は卑屈な方なんです(笑) 原作者の九条キヨ先生とごいっしょさせていただく機会があり、そこで先生から言われたんですけど・・『みんな、キャラクターまんまの性格』って。たしかにそうだなぁ、と(笑) コンビでいるのが千両の(田中)晃平くんなんですけど、ホントまんまなんですよね。違うねという人がいなく元からの性格がキャラっぽい感じの人だらけで楽しいですよ」
――ドSな朧児を演じる富永さんも、自分のことを「どちらかというとS」と言ってました。ドMな憐児を演じる森下さん・・そこは?
「そこだけは違うんですよねー(笑) でも、どMな感じのキャラクターを前回も今回も楽しくやらせていただいております。踏みにじられています(笑) 千両くんからは襲われたり。アドリブで、弁天先輩から踏んづけられたりとか。それは憐児的には美味しいのかもしれない。楽しんでます」
――みなさん仲がいいですね
「暇があったら、休みの日もLINEがきたりとか。《遊び行くんだけど、誰か行きません?》って。飲みの誘いが多いんですけど、この間はプールの誘いが来ました。みんなの都合があわず、実現しなかったんですけど」
――(笑)それ見てみたかった! まさに夏休みですね。前回の公演では銭湯のシーンがありましたが、次は水着のシーンがあるそうですね
「前回は腰巻きバスタオル一枚だったので動きがとれなかったんですけど、今回は、水着ということでアグレッシブに動けそうです。ビーチバレーや、ビーチフラッグがあるとか?」
――出演者のみなさんに好きな役について聞いたところ千両の人気が高かった。でも、その千両役の田中晃平さんは「黒薔薇が好き」と
「それは千両だからですよ(笑) 千両はいいですよね、めんどうみがいいので。すごくあこがれる」
――その千両がらあこがれられるのは、どうです?
「憐児は卑屈ですよー。ほんとに。ドMだし(笑) 僕も千両がいいと思うんで、ないものねだりなんですかね。お互い」
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