――では、主演お二人のことを中心に作品の見どころを井上さんにまとめていただけますか。
井上:必死におじさんたちが汗かいて、血を吐きそうな思いをして作ったキャラクターと、その物語の中の思いっていうものを見に来ていただけたら。何かしら持ち帰っていただけるようなエネルギーを放出してると思う。生で見るおじさんたちのエネルギーを感じていただけたらと思います。
小笠原:もうちょっと何かないのか。
三浦:もう少し頑張って。
井上:(しばらく考えた末)そう言われると出てこないんだよなあ…。
小笠原:ハイ! 作品の見どころは!?
井上:なんか稽古みたい。追い詰められると出てこない。あとは演出と脚本に聞いてください。僕を待ってても出てこないから(笑)。
片岡:(井上代表は)本番で力を発揮するタイプですので。本番をご期待ください。
小笠原:彼(井上)について言うと、演じているのはもしかしたら久坂玄瑞そのものじゃないのかもしれないけど、見ている人は久坂玄瑞としてとらえるわけですよね。こういう人がいたんだと、たぶん彼もそういう役作りをしていると思うんです。そこで彼にしかできないことをやっている。
自分では言わないけど、俺は周りとは違うぜ、俺を見てくれって強く思いながらやってるんですよ。
三浦:しゃべると引っ込み思案みたいになりますけどね。誰よりも俺を、このスターを観ろ!というタイプ。
大春:集合写真を撮るときは絶対センターに入ろうとするからね。
井上:そうなんです。真ん中でしか写らない。
酒井:今回彼は稽古に入るのが遅かったんですけど、彼が入ると稽古場の空気は変わりましたからね。さすが座長、と思いました。
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