「もし、二人の役が逆になったら?」という質問には、二人はそろって「やってみたい」と即答。
上白石は「紘菜ちゃんにこき使われたいです。怒られてみたい」と希望するも、山崎は「普段から怒ることなどなくてエコモードなんですけど」とどうなるか想像がつかない様子。すると、上白石が「湿疹ができたら言って。薬あるから(笑)」と笑いを誘った。
最後に、山崎は「見終わった皆さんが新しいことにチャレンジする勇気だったり、苦手なことに挑戦しようという前向きなエネルギーみたいなものが、心の中に生まれていたらすごくうれしいなと思います。仕事でも、いろんなことに対しても、行き詰まった時にパワーを与えられる作品になっていたらうれしいです」とあいさつ。
上白石は「寒い時期のたった10日間で撮った作品です。一人一人の力が結集して、そして私自身が演じるという意味でも、撮影チーム全体でも、いかに限界を超えられるか、“限界突破”を心の中のスローガンみたいにして撮っていたなって思います。何か自分の中でかけていたリミットをポンッと外して、超えた先に見える景色とか、そういうものの素晴らしさをこの映画に教えていただいたので、皆さんもそんな光みたいなものを感じていただけたなら本望だなって思っております」と作品への思いを吐露。
「たくさんの人に届いてほしいのはもちろんなんですが、どこまで一人の人の深くまで届いたかなっていう、その深さが私はうれしいしありがたいなって思っているので、心のどこかにこの作品が届いたら、それを大切に持っていただければなって思います。今日はこの作品に出合ってくださいまして、足を運んでくださってありがとうございました」と感謝を述べ、イベントを締めくくった。
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