9月4日に放送された「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)に、横浜流星がゲスト出演。「人に弱みを見せるな」と言われて以来、感情を閉じ込めすぎて泣けなくなってしまったことを評論家陣に相談したところ、弱冠22歳にして自分に厳しすぎる心構えと内に秘めていた苦悩が明らかとなった。
小学校一年生から極真空手を学び、2011年には第7回国際青少年空手道選手権大会13・14歳男子55kgの部で優勝して世界一になったほどの実力を持つ横浜。しかし、精神面では自分に自信が持てないと悩みつつ、「ただ、自信を持ってしまうとそれまでで、それ以上、上を目指せないんじゃないかっていうのがあって」と、心の内を明かす緊張からか、声を震わせながら語った。
小学生の頃は大変な泣き虫だったそうで、「試合とか出てもすぐ負けて泣いてて、師範に『人に弱みを見せるな、泣くな!』って言われて、そこから感情を閉じ込めちゃったというか。だから中学以来、ずっと泣いてないです、芝居以外で」と横浜。
すると心理学評論家・植木理恵氏は、幼少期に「メソメソするな」「顔に出すな」といった言葉で感情の制限を強いられて育つと、誰かに頼ることや弱音を吐くといった行為に罪悪感を抱き、感情を表出できなくなってしまうと解説。己を鼓舞するためのきっかけともなるが、同時に“目指している自分”を達成するための人生になってしまうため、自分が頭打ちになる可能性も指摘した。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)