“不動のセンター”一ノ瀬みか「私がいる限り安心して付いて来てください!(笑)」<神宿5周年記念連載(2)>

2019/09/07 08:00 配信

アイドル インタビュー 連載

こちらがハッとさせられるような言葉も撮影=永田正雄


「みーにゃんがしゃべった!」


――ライブを盛り上げるのが一番うまいメンバーは?

めいかな。やっぱり最も核となるMCを担当しているので、どうやったら盛り上がるのか一番考えてくれています。それと、みきがたまにいいことを言ったりすると、ファンの皆さんがめちゃくちゃ喜ぶんですよ。

「みーにゃんがしゃべった!」って(笑)。みきの最大の武器は常にリラックスしているところ。どこがオンでオフなのかが分かりづらい(笑)。

――みかさんはオン・オフがはっきりしている?

基本的には起きたらオン。もう、一ノ瀬みかになっています(笑)。だから、起きて寝るまでがオン。夢の中だけがオフなのかも。でも、疲れたりはしません。私の中では、これが普通なんです。

――デビューからの5年間で変わったなと思うところは?

私は右を向いてって言われた時に間違えて左を見ちゃうぐらいダンスが下手で、歌もそんなにうまくなかったんです。今よりも太っていたし…。そう考えるとすべて変わったと思います。

たぶん、メンバーの中で一番変わったかもしれない。もちろん、今でも理想の自分にはなれていないので、常に向上心を持ってさらに変わっていきたいです。

――変わるためにどんなことをしたんですか?

歌やダンスがうまい人を見て、参考にしながら練習をしたり、自分の良いところはどこなんだろうっていつも考えていました。

個人的にアニメが好きで、自分のダンスや歌はそこに通じる部分があるんですよ。二次元的な見せ方をするということは、自分にしかできないんじゃないかなと思って。

中3から急に「プリキュア」を見始めたり、ヒーローものとかを見てどうやったらカッコよく立てるのかを研究して、それをライブで実践してみる。その繰り返しでした。

――3年前の2016年には、神宿の主演映画「神宿スワン」が公開されました。

これは、監督さんといろいろディスカッションしながら作った映画。撮影期間は2カ月ぐらいだったんですけど、毎日朝から晩まで撮っていて体力的にきつかったです。

でも、しんどい思いをしながらやりがいも感じていました。ほぼ素に近い演技でしたけど、自分の中での技術的な課題が見えたことも大きかったです。

――その課題とは?

発声です。歌う時とセリフを言うときの発声は全然違うんです。

どうしても少し早口になってしまったり、聞こえづらかったり。ちょっと役に合っていない声になってしまうこともあって、もっと発声について学ばなければいけないなと思いました。