――柚希さんは工場で働きながら文章を書くことで新たな自分を発見するサラ・バグリーを、ソニンさんは女工たちの憧れの存在・編集者のハリエット・ファーリーを演じますが、役作りのプランなどはありますか?
柚希:知性と文才で力強く闘うという役なのですが、私は文章の力なんてゼロだから…(笑)。しっかりと作り込まないとなかなか納得していただけないと思うので、ちゃんと学ぼうと思っています。
“こんな思考だからこそ、そういう行動になるんだ”ということを、台本を通してしっかり理解して演じていきたいです。
ソニン:私がこれまで演じてきたのは先陣切って戦うような役が多かったのですが、ハリエットは柚希さん演じるサラとは反対で保守的。ある意味現実主義であり、はみ出すより守る方がセーフティーだと思っている人物です。
一方で、リーダー的な貫禄やカリスマ性が必要な役どころでもあるかと。柚希さんのサラの造形にもよりますが、対比ができた方がおもしろいと思うので、サラとは逆の強さみたいなのを作り上げられたらいいなと思います。
柚希:サラとハリエットは対立するからね…。同じところを目指して最初は意気投合していたけれど、途中で意見が異なるようになってしまうというあたりもリアルに表現できればと思います。
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