トップバッターの中村里帆は、「チョコレートです。小学2年生のバレンタインで友達から、ある男の子に渡してと言われたチョコレートを…なくしてしまいました。そのあとちゃんとお母さんとそのお友達に謝りに行きました」と初っ端から驚きのエピソードを告白し、会場はどよめきに包まれた。続いて松本妃代が「豚のぬいぐるみです」、松岡広大が「10代のときの笑顔です」とそれぞれがなくした大切なものを明かしていった。
矢作穂香は「足の脂肪です」と珍解答。「私、小学生のとき足のサイズが24センチだったんですけど今現在、22.5なんです。いまだに謎が解明されないんですけど」と衝撃のネタを口にすると、次に控える飯豊は「みんな、ネタがすごすぎるよ!」と恐縮しきり。
飯豊がなくしたものは“童心”。「小学校のとき、消しゴムに好きな人の名前を書いてそれを誰にも見せないで使い切ると両想いになれるっていうおまじないをしていたんですが、今はそういうおまじないを使うことなく、そのこと自体も忘れてしまって寂しいなと」と絞り出し、「記事にしないで!」と苦笑い。
ラストを飾った横浜は、司会者に「なくしたものは見つかりましたか?」と聞かれると「いいえ。僕は何もなくしていません。ただ、横浜流星がなくしたものは知っています」と意味深に回答。
続けて「(なくしたものは)いきがっていた自分です。中高はちょっとやんちゃしてしまって、カッコつけていきがっていたんですね。ただ、今振り返るとあの頃の自分すごく輝いていたなっていう瞬間があって。あの時があったから、今こうして自分がいます。いきがっていた自分も受け入れてこれから前に進んでいきたいと思います…と、この作品を見て思いました」と、座長らしくしっかり作品アピールも絡めて振り返った。
最後にファンへのメッセージを求められた横浜は「この作品は、人それぞれ受け取り方が違うと思う。そして、登場人物が自分の嫌いなところも肯定して向き合って前に進んでいく物語でもあるので、この作品を見て、皆さんが自分のいやな自分を肯定して受け入れて、少しでも自分を好きになるきっかけになってくれたら嬉しいです」と作品のテーマを語り、舞台あいさつを締めくくった。
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