物語が“反撃編”に突入した11話で初登場した二階堂。演じる横浜は、1月期のドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)で髪をピンクに染めた不良高校生・ゆりゆり役で注目を集めて以来の連続ドラマ出演となった。さらに、10月期ドラマ「4分間のマリーゴールド」(10月スタート、毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)では“料理男子”を演じることも発表された。
横浜にとって、“連ドラのレギュラー”は一つの目標だった。その目標に到達した今、自分を取り巻く環境が変化しているかと尋ねると、横浜は静かにこう語った。
「僕のことを知ってくださる人が多くなって、それは大きいことだけど、自分の心の持ちようや作品に対する姿勢は変わっていません。もちろんドラマでもいずれ主演をやりたいなとは思っています。ただ、僕はまだその器ではないなとも…。“はじこい”では深田恭子さんや先輩たちと共演できて、“あな番”でも田中圭さんとお芝居をさせてもらっているので、それ自体がすごいチャンス。今はすてきな芝居をする人たちにもまれて、経験を重ね成長していきたいです」
特に今回、「あなたの番です」で名探偵ホームズとワトソンのようにコンビを組む田中圭には、やはり大きな影響を受けているようだ。
「圭さんの引き出しの多さには、かないません。それは人生経験からくるものがあるだろうし、心からお芝居が好きでやっているというのも伝わってきます。今の僕にはその引き出しが足りないですね。でも、僕も芝居が好きでこの仕事をしているわけですし、もっともっと追求していきたいと、圭さんを見て思います」と笑顔を見せる。
そして、ついに迎える最終回。横浜に見どころを聞くと…。「犯人について毎回考察してくださっている方々にも、ちゃんと納得していただけるような終わり方になっていると思います。あと毎回ラストに何かの衝撃を与える『あなたの番です』らしさは、最終回にもありますよ。僕も台本を初めて読んだときは『すごく“らしい”な』と感じましたし。本当に最後まで目が離せないハラハラドキドキの展開が繰り広げられる最終回になっていますので、ぜひ楽しみにしていてください」
すべての真相を見届けるのは…あなたの番です!
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