「カメ止め」の秋山ゆずき、スパイスーツに「ちょっと恥ずかしい」<舞台「かいけつゾロリ」>

2019/09/07 21:41 配信

芸能一般

秋山ゆずき出演の舞台「かいけつゾロリとなぞのスパイ・ローズ」が9月7日に開幕


映画「カメラを止めるな!」(2018年)でヒロインを演じた秋山ゆずき出演の舞台「かいけつゾロリとなぞのスパイ・ローズ」が、9月7日に東京・北千住のシアター1010で開幕。初演前には記者会見が行われ、スパイスーツの衣装で登場した秋山は、「ちょっと恥ずかしい」と照れ笑いを見せた。

「カメ止め」の経験を生かした演じ分け


本作は、原ゆたか原作の人気児童書シリーズ「かいけつゾロリ」(ポプラ社)の舞台版。シリーズの中でも特に人気の高い「かいけつゾロリ なぞのスパイとチョコレート」と「かいけつゾロリ なぞのスパイと100本のバラ」の2部作を基にしたオリジナルストーリーとなっている。

秋山の役どころは、ある任務を受けた謎の女スパイ・ローズ。「15年ぶりくらいに『ゾロリ』を読み直して、ローズが結構自分に似ていてびっくりしました」と話し、スパイスーツを着た自分には「恥ずかしい、恥ずかしいです(笑)」と照れた様子を見せた。

【写真を見る】スパイスーツの衣装に「恥ずかしいです」と照れる秋山ゆずき。お笑いコンビ・響の長友光弘もブルル社長役で出演


そんなかわいらしい秋山だが、舞台上となれば別人に。スパイの時と、正体を隠した一般人の時とで芝居をはっきり変えていると述べ、これには「カメラを止めるな!」で行った、ひと役(同一人物)での演じ分けの経験が生きているという。

「『カメ止め』を経て、今回はもっと分かりやすくしてみようと、一つの役の中で幅広く変えられるように意識しています」と、役への向き合いを語った。

ナゾナゾ「食べるとお父さんのことが嫌いになる果物は?」


今回の舞台は子供たちに向けたファミリー作品として演出され、劇中ではゾロリたちとの触れ合いや、客席に降りてのアクションも待っている。秋山は「参加型の舞台で、見て楽しい、応援して楽しい、一緒に体感するのが楽しい。盛りだくさんです」とアピール。

例えばローズからは「食べるとお父さんのことが嫌いになる果物は?」というナゾナゾが。さて、その答えは?

風船ボールを使ったゲームも。一緒に声を出せる、子供たちには楽しい舞台だ


舞台「かいけつゾロリとなぞのスパイ・ローズ」は9月7日の東京公演を皮切りに、9月14日(土)愛知・安城、9月15日(日)愛知・豊橋、9月28日(土)千葉・成田、9月29日(日)埼玉・久喜、10月5日(土)愛知・名古屋、10月6日(日)大阪・堺の7都市を巡演する。