――小栗さんの太宰治ぶりはいかがでしたか?
とても素晴らしかったと思います。かなり、大変だったんだろうなと。撮影の最初の方で太宰と静子のシーンを撮って、しばらく間が空いたんですよ。その後、残りの撮影で久しぶりに小栗くんに会ったらものすごくドヨ~ンとしていて(笑)。
実花さんも現場のスタッフの皆さんもテンションが全然違うんですよ。その理由は出来上がったものを見て分かったんです。こんな大変なことをやっていたら、ああいう感じになるだろうなって思いました。
でも、いつも暗かったわけではなくて、大勢のキャストが集まったシーンでは撮影の合間にみんなで楽しくトランプをしたりして遊んでいましたよ(笑)。
――ちなみに、太宰治の生き方についてはどう思いますか?
現代にいたらヤバいでしょうね。たぶん、生きていけないと思います(笑)。作家という職業柄モテて、女性のことをよく分かっていたのかもしれませんね。
だから、魅力的だなと思うところもありますけど…友達にはなりたくないかな。できれば関わりたくない(笑)。もちろん恋人としても嫌です!
――これは全然変な意味ではなく、太宰と静子が抱き合っているシーンの沢尻さんの広背筋がすてきでした!
決して、あのシーンのためということではなく、日頃からトレーニングしていますから(笑)。ここ数年、ずっと体を鍛えています。ヨガも欠かせないですね。
――2019年、令和元年も残り3カ月ちょっとになりましたけど、何かやり残したことは?
今年は充実していたので特にないです。大河ドラマ(2020年放送の「麒麟がくる」)の撮影もありますから、とにかくこのまま仕事を頑張って、たまに息抜きができたらいいかなと思っています。
――息抜きに何かやるとしたら?
トレーニング、ヨガ、美容室etc…、私の休日はルーティーンが決まっているんですよ。
だから、新しく何かをやろうとは思わないんですけど、今年は夏らしいことをしなかったのでキャンプに行ってみたいですね。
小さい頃からアウトドアが好きなんです。これからの季節も楽しそうですよね。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)