9月7日放送の「KinKi Kidsのブンブブーン」(フジテレビ) で、ゲストにビビる大木が出演し、幕末の偉人について解説。堂本光一が「ジャニーさんみたいだね!」と重ねる一幕があった。
今回は、日本史が大好きだというビビる大木を迎え、30分で学べる幕末日本史としてジョン万次郎について取り上げた。大木が「幕末って聞くと誰か知ってる人いますか?」と聞くと、光一は「幕末と言えばみんな大好き、みんな誰でも知ってるトーマス・グラバー」と回答。「最初に出てくる名前じゃない」と意表をついた回答に驚いた様子の大木。剛が新選組を挙げたが「この男を知ってもらいたい」とジョン万次郎を紹介した。
光一は「あの、中濱さんですよね」と、ジョン万次郎の苗字を言い当てると、大木は「万次郎の苗字がサラッと出てくる、グラバーが出てくるあたりは初心者じゃねーな!」とコメント。ジョン万次郎に惚れこんだ大木は、高知県土佐清水市にある「ジョン万次郎資料館」にプライベートで通い、名誉館長に就任する運びになったという。
番組では、ジョン万次郎の生い立ちから功績まで、VTRを交えながら解説。14歳の時、漁に出て遭難した万次郎を助けてくれた捕鯨船のホイットフィールド船長が一緒に暮らし、最新の教育を受けさせるほど愛情を注いでいたことを知ると、剛は「こういうことをしてあげたくなる人柄だったってことなんですよね」とコメント。
また、24歳の時に日本は鎖国中だったが、母に会いたいがために危険を冒してまで帰国したエピソードには「その時の感じ思い出したら涙出てくるわ」と剛。ハンカチを出して涙を拭う仕草をすると、「あれ?それ懐かしいな。名和タオルじゃない」と気づいた光一。以前の放送で、プロボウラー名和秋プロからもらったものだった。
番組後半にはジョン万次郎の直系五代目、中濱京氏が登場。万次郎が実は貧しい人を助けていた隣人愛や、現在もホイットフィールド船長の子孫と交流があると明かした。中濱氏は「万次郎っていうのは不思議な磁力を持っていて、人と人を引き寄せる力がある」と伝えると「ジャニーさんみたいだね!人と人を…」と光一、「意外と一瞬会ってたりせえへんのかな?」と剛が続けた。
最後に剛は「僕は歴史上の人物で好きとか嫌いとかあまりないんですよ。でも今日ちょっとめちゃめちゃファンになっちゃった。人柄がいい、とても」。光一も「全てが謙虚な気持ちじゃないと上手くいかなかったでしょうからね」と続けると、剛は「我を出したりとかワガママを出しちゃうと、こういう話にはなってないでしょうから。今日、ジョン万次郎さんと夢で逢える気がする、そんな気持ち」と感想を述べた。
大木は「最高です!」と詳しく伝えられたことに感無量。剛は「じゃあ僕は、ジョン万次郎精神をいろんな仲間とかにもっと知った方がいいよって逆に伝えますよ」と宣言。光一も、「今日でね、トーマス・グラバーの上を行きました」とコメント。大木は「今年これで仕事納めでもいいくらい」と感想を残していた。
SNSでは「名和タオルに爆笑した」「今回のブンブブーンすごくよかった」などの声が寄せられていた。
次回放送は9月21日放送。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)