広告代理店に勤務するデザイナー・朝倉光一(神尾楓珠)は、がむしゃらに努力し働くも、数多いるクリエーターの中に埋もれ、誰もが注目する存在にはなれないでいた。
いら立ちとやりきれない思いを抱えた光一は、高校時代に出会った天才・山岸エレン(池田エライザ)との思い出の場所を訪れ、ある事件のことを思い起こす。
一方、“左きき(ザ・サウスポー)”と呼ばれ、ニューヨークでアーティストとして活動するエレン。
他を圧倒する才能を持ちながらも、心の底から湧き上がる“描きたい”という衝動に駆られるものもなく、もがき苦しんでいた…。
“何者か”になりたい凡才と不器用に生きる天才…それぞれの「本気」の先にあるものとは?天才になれなかった全ての人へささぐ物語。
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