3位「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45、NHK総合)12671pt
9月8日に第34回「226」を放送。1936年2月、陸軍の青年将校らによるクーデター、二・二六事件が発生し、田畑政治(阿部サダヲ)の勤める新聞社も襲撃を受ける。戒厳令下の東京でオリンピック招致活動を続けることに田畑は葛藤。嘉納(役所広司)とも対立するが、IOC会長・ラトゥール(ヤッペ・クラース)の候補地視察の案内役を任される。
一方、熊本では四三(中村勘九郎)がスヤ(綾瀬はるか)と幾江(大竹しのぶ)らを前に、招致に協力するため上京したいと訴える。幾江は許しを出すが、「俺なんか留守しても、寂しゅうはなかでしょうが」という四三の他人行儀ぶりに幾江は怒り出す。
「おるはせがれに死なれて、あんたは生みの親ば亡くして、もうほかに頼るもんもおらん、もう親子になるしかなかとばい」と、四三の留守を寂しく思うことを涙ながらに告げた。
激動する情勢が描かれるなかで、葛藤する田畑を“まーちゃん”と呼んで支えた妻・菊枝(麻生久美子)とのほほえましいやり取りも話題に。そして愛情深い幾江、オリンピック招致に熱意をもって邁進する嘉納の姿も感動を呼んだ。
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