――お2人が今回ライバルだと思っている出場者は?
加賀:空気階段さん、蛙亭さん、ザ・マミィ、ゾフィー、パーパー、ファイヤーサンダー…言うとキリがないんですけど。強いて言うなら近い人だったり、よくしてもらってる人だったり。
賀屋:特にパーパーさんはマセキ芸能社の先輩ですし。
加賀:絶対に恩返ししたいです。
賀屋:まずは2組で決勝に行けたらいいですね。実はマセキ芸能社って、ゴールデンタイムに全国で放送される賞レースで優勝した芸人が、まだいないんですよ。
加賀:「M-1グランプリ」も、「R-1ぐらんぷり」も。
賀屋:マセキ芸能社に初のトロフィーを持ち帰りたいですね。あと僕は、めちゃめちゃロングコートダディさんが好きで、挨拶させてもらったときもめっちゃ緊張しました。
加賀:ロングコートダディさんのネタを見たときに「ああ、(いい意味で)イヤだな…!」と思いました。そう思うことって、あんまりないんですけど。
賀屋:僕らがやりたかったヤツだなと。憧れですね。
――準決勝進出にあたり、先輩など芸人仲間から何か言葉をもらったり、逆に相談したりしましたか?
加賀:言葉をくださったのはゾフィーの上田(航平)さん、ザ・マミィの林田(洋平)くん、パーパーの星野(三人合わせて星野です)さん。
賀屋:あとハナコの秋山(寛貴)さん。
加賀:秋山さんには相談もしましたね。それこそ、上田さんと林田くんと秋山さんと僕の4人でライブやってて。
そのうちハナコさんが去年優勝して、「残りの3組が今年決勝に行けたらいいな」って話していたんです。ただ、その話をするとファイヤーサンダーの崎山(祐※「崎」は正式には「立つ崎」)さんが「なんで俺を仲間に入れてくれへんねん」って(笑)。
賀屋:…僕も思ってますけどね。入ってないですから。
――(笑)。そもそも、なぜそのメンツでライブを?
加賀:もともとはコントが好きっていう熱い話をしていて。最初、気兼ねなく「こんなコントをしたい」という話をする会があったんです。
それがライブに発展していった、という流れですね。
賀屋:オールナイトライブとかやってるんだよね、「コント村」っていう名前で。
僕はやっぱり、バナナマンさんです。キングオブコントに関して特別何かを言われたわけではないですが、「金曜JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD」(TBSラジオ)で名前を出してもらったりして。単独ライブに来てくれた人を挙げる中で「かが屋も来てくれたよね」って。
学生時代から聞いてた番組に“かが屋”という名前が出たことが、ホントに感動的でしたね。最高でした。