――「キングオブコント」にまつわる思い出はありますでしょうか。
前野:去年衝撃的だったのが、丸3日くらい時間をかけて作った精密な小道具をここの会場(マイナビBLITZ赤坂)に送ったんですけど、ボロッボロになってて。多分、何か配送中の揺れとかでなったんですかね。
「精密機械」とか「コンピューター入ってます」とか上に書いとったんですけどね、むなしくボロボロになってまして。でも、それを見越して早く会場入りしとったんで、全然修復はできましたけど。
渡邊:できてよかったなと。ドキュメンタリーでしたね。
――今回のネタでも小道具を使われるのでしょうか?
前野:そうですね。ちょっとだけですが、あります。
――そのネタへの思い入れや自信を教えていただけますでしょうか?
前野:そうですね。今回のネタに関しては、本当に土曜日や日曜日に小さいお子さんから高齢の方まで集まる寄席でやってきて、そぎ落としてそぎ落としてきたので。
渡邊:今までで1番そぎ落としてるかも知れないですね。
前野:本当に。
渡邊:なんというか、毎年だいたいぎりぎりまで新ネタを作りまくるので。芸人さんによるんですけど、大体の方は。なので、ぎりぎり仕上がる感じになるんですけど。
前野:去年とか、ぎりっぎりに仕上がったネタをやったんですけど。
渡邊:今年はだいぶ、練習しなくてもほとんどいいと思うくらいの。
前野:本当にそうですね。ウケる部分のみを残し。
渡邊:新しいウケるところと入れ替えて、入れ替えて。