工藤綾乃「やっぱり焼酎が好き!」“デビュー10周年”での変化<Interview(後)>

2019/09/11 08:00 配信

映画 インタビュー

工藤綾乃がインタビューに応じた


芸能界入りが決まった「第12回全日本国民的美少女コンテスト」


――デビュー10周年ということで、デビュー当時の忘れられない思い出ってありますか?

忘れられない思い出…たくさんありますが、まず私の芸能界入りを決めてくれた「第12回全日本国民的美少女コンテスト」は、すごく印象的ですよね。

今でも鮮明に覚えているんですが、あの日に人生が180°変わったみたいな、すごく不思議な感覚を味わいました。

それが8月だったので、毎年今頃になると何もないのにドキドキしちゃうんです。こんな時期だったなって。

だから、やっぱりそこが自分の原点でもあるので、大切にしたいなと思います。

あとは、初めてお芝居をした映画とドラマですね。「劇場版 怪談レストラン」(2010年)という映画だったんですが、主演させていただいて、お芝居の楽しさが分かったので、今の自分があるのは、そこの原点があるからかなと思います。

――工藤さん自身にとって、大事な作品ですね。

そうですね。本当に、一般人に毛が生えたくらいの時期で、右も左も分からず、がむしゃらにやってたので、すごく印象的ですね。

――元々、この業界に興味があったんですか?

人前に出ることが好きだったので、少しは興味があったんですが。地元の宮崎はテレビ局が2つしかなく、あまりテレビを見るという概念はなかったんです。

でも、漠然と東京に行きたいなと思っていて、「1番手っ取り早いのがオーディションだ!」と、なぜかそのとき思って。

――それが「美少女コンテスト」だったんですね。

雑誌の裏に載っていて「コレだ!」と思って、すぐ履歴書を書いて、お母さんに「受けたい」と伝えました。「えっ、そうなの!?」「どうぞ!」と言われて。

――ご家族は応援してくれてますか?

応援してくれてます。比較的「自由に生きろ」という家庭なので。「自分がやりたいなら、頑張りなさい」という感じで応援してくれてます。

「天才劇団バカバッカ本公演vol.21 10周年記念『DAWN DAWGS~朝焼けの旅路~』」が、10月10日(木)からこくみん共済coopホール/スペース・ゼロで上演される


役者としての変化は?


――当時と比べて、役者として何か変わった部分はありますか?

この歳になると、自分が経験したことのないような職業や人柄を演じることが多くなってきたので、そこは慎重に考えるようにはなりました。

今までは学生モノが多くて、自分は学生生活を充実させてきたので、自分の中でも引き出しはたくさんあったんです。

でも、仕事している役になってくると自分の引き出しじゃ足りない部分がたくさんあるので、友達に聞いたりとか、実際にそういう場所に行ってみたりとか、アクティブにいろんなことを吸収しようって。

いろんな人がいて、いろんな生き方があるんだなというのを、常日頃からアンテナを張って知るようにしてますね。

――これまでにやった中で、面白かった役は何ですか?

やっぱり、ドラマ「インベスターZ」(2018年、テレビ東京ほか)のリン・コウメイ役です!

中国人の役をやったんですが、純日本人の自分がまさか外国人役をやるとは思ってなかったので、すごく勉強になりましたし、やってみて楽しかったです。

自分の中にないものを自分で探して、いろんな人に聞いて、発表できるというか、役になり切れる職業は素晴らしいなと再確認しました。

――役者冥利に尽きるというか。

はい、面白いです。普段は体験できないことなので、そこが面白くてやめられないというのはあります。

――今後、演じてみたい役や職業はありますか?

お医者さん役をやってみたいです。あと、弁護士とかも。自分じゃなれない職業なので。

――「メス!」とか言ってみたり。

あ~「メス!」って言いたいです(笑)。先輩(米倉涼子)がドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)でやられていて、それを見てカッコいいなと思っていたので、やりたいです。

あとは、クレイジーな役! ちょっと気が狂った役とか、日頃のストレス発散じゃないですが、そういう役をやってみたいですね。

――自分も知らない一面が、出てくるかもしれませんね。

そうかもしれないですね、「こういう一面があったんだ!」っていう。自分でも開花するかもしれないです。あと、殺人鬼もいいですよね、笑いながら人を刺すとか。

サイコパスですね。普段の自分がそうじゃないので、振り切った役とかやってて楽しいので、どんどんやりたいです。日頃「この人、ヤバイな」と感じる人を見ると、こういう役をやったら楽しいだろうなと思っちゃうんです。

――若干の危うさを感じますが…。

日頃の私が普通なので、そういう振り切った役をやってみたいなって。

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