工藤綾乃「やっぱり焼酎が好き!」“デビュー10周年”での変化<Interview(後)>

2019/09/11 08:00 配信

映画 インタビュー

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10年間での変化は?


――それでは日頃の工藤さんについてもお聞きしたいんですが、この10年間で趣味や好きなことって変化はありましたか? もちろん、あったとは思いますが。

そうですね…元々、体を動かすことが大好きでしたし、基本今もアクティブかもしれないです。小さいときからダンスをやっていて、それも変わらず楽しいですし。

ストレスがたまったときは、洗面所で洋楽を掛けながら、汗をかくまで踊るというのがストレス解消になったりもするので、そういう部分は変わらないです。

変わったのは、20歳を過ぎたときに焼酎が好きになって、それが趣味になりましたね(笑)。

――今でも、やはり焼酎がお好きですか?

やっぱり焼酎です! お酒の話ばっかりで、ヤバイですね(笑)。

――焼酎をどうやって飲むのがお好きですか?

ソーダ割か水割りです。甘いのは苦手で…。お酒は芋の味がした方がいいとか、あまり甘さを感じない方が好きなので。最近はそれに合うおつまみを研究するのが好きなので、ちょっとは変わったかもしれないです。あとは、いろんな居酒屋さんに行くのにハマってたりして、楽しいです!

――お酒の話は、すごく楽しそうですね。

最近は、仕事でダンスをする機会が増えたので、踊ることはありますよ。健康的な部分もちゃんとあるので大丈夫です。

あと、夜が涼しくなってきたので、家の周りのあまり通ったことがなかった道を走るようにして、いろんな発見をしてます。

大体、目に付くのは居酒屋ばっかりなんですが、「こんなカフェがあったんだ!?」とか…ちょっと女子っぽいことを言ってみたいんですが(笑)。新たな発見があります。

――「こんなタピオカ屋さんが!?」とか。

タピオカも!

――タピオカって言っておけば、オシャレな感じがしますよね。

次は“チーズティー”が来るらしいです! 舞台の現場で共演の女子高校生に「今って何がはやってるの?」と聞いたら、「チーズティーです」って。「タピオカは、チーズティーに飽きたら飲むんですけど、最近はチーズティーです」と言われて。面白いですね。あと、スポーツ観戦にハマっています。

――どんなスポーツがお気に入りですか?

以前、ヤクルトスワローズのつば九郎が主演のドラマ「つばめ刑事」(2019年、ひかりTVほか)に出演させていただいて、それをきっかけに最近はスワローズの本拠地・明治神宮野球場(東京)に行っています。スワローズ、今季は調子が悪いんですが、去年は良かったんです!

私、ドラマ後に6回くらい試合を見に行ってるんですが、勝ったのが1回かな? 負けてしまうとモヤモヤしてしまうんですが、勝ったときの快感がたまらなくて。あと、弟がサッカーをやっているので、その試合を見に行ったりもしてますね。

――始球式もやられてましたね。

はい。ヤクルトはないんですが、ソフトバンクとオリックスの始球式と、国歌斉唱もやったことがあります。

――次はぜひ、ヤクルト戦で?

やりたいですね! やりたいんですが、なかなか機会がなくて。でも、元々はホークスファンだったんですよ。宮崎出身で近いですし。今はセ・パともに応援しているチームがあって、両方楽しめています。

ホークスは常勝チームだから勝って当たり前みたいな部分があるんですが、ヤクルトは勝ったら「すごい!」となる感じで、そこも楽しいなと思いますね。

――ヤクルトの優勝を見たいですね。

そうですね、去年は交流戦で優勝したので。

工藤綾乃


これから先、20周年、30周年に向けての野望


――ちなみに、もう一人暮らしは慣れましたか?

さすがに慣れました(笑)。

――何でもできるようになりましたか?

もう無敵だと思います! お風呂の時間とか考えなくていいとか、小さいことなんですけど。実家に帰ると「お風呂入りなさい!」「ご飯食べなさい!」と言われることが多くて、「私、一人暮らしに慣れたんだ」と感じましたね。好きな時間に寝て起きてって、自由なので。

あと、東京にたくさん友達ができて、寂しさもなくなりましたね。心の支えになる人がたくさんいるので、ありがたいなと思います。

――そして、デビューから10年やってきた中で、“女優・工藤綾乃”に足りない部分は何だと思いますか?

足りないものばかりだと思います。うーん、具体的にどんなものか…。

――差し当たって、身に着けたいものとか。

もっとお芝居がうまくなりたいというか、人に勝るような演技ができるようになりたいというのもありますし、もっと個性がある女優さんになりたいなと思います。まだまだ足りないなと、自分でも思います。

昔から割と不器用なので、ストレートしか投げられないみたいな感じなんです。お芝居でも、それが出ちゃってるのかなと思うので、カーブとかフォークとかを投げられるような、変則的なことができるような女優さんになったら、お仕事の幅も広がるのかなと思います。

――では、今後20周年、30周年に向けての野望ってありますか?

やっぱり、1つでも多くの作品に女優として携わりたいなと思いますし、もっともっといろいろな人を感動させたり、影響を及ぼせるような女優さんになれたらなと思います。今は周りの人に支えられてばっかりなので、そういう人たちに恩返しできるように、5年、10年と息の長い女優さんになれるように頑張りたいです。

――令和元年もあと約3カ月ですが、やり残したことなどありますか?

近々、お仕事で海外に行くんですが、5年ぶりの海外なので楽しみです。海外で、いろんなことを吸収できたらなと思いますし、今年中にあと何個かお芝居ができたらなって思います。

プライベートは、海でアクティブなことがしたいですね。SUP(サップ)とか、ジェットスキーとか。夏に地元に帰ったら絶対やるんですが、今年は帰っていないので冬にやろうかなと思います。

友達が仕事でマリンスポーツに関わっていて、彼女の職場に行ったらいろいろできるんです。元旦に友達が運転しているジェットスキーに乗って海で遊んでたら、いきなり海に落とされて。

「おまえ、頑張れ!」「早く売れろ!」って落とされて、「頑張らなきゃ!」って冷たい海の中で決意したんです。それで気合いが入ったんです。

だから、もう1回気合いを入れてもらいに行きたいです。

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