二階堂ふみ、“太宰治の最後の女”役に「自分の全てを懸けて参加させていただいた」<Interview>

2019/09/14 08:00 配信

映画 インタビュー

他人には分からない太宰と富栄の関係などについて語ってもらった撮影:永田正雄/ヘアメーク:足立真利子/スタイリスト:高山エリ


二階堂「昔からダメなんです…」


――タイトルにちなんで、自分が“人間失格”だなと思うところは?

朝、全然起きられないところ(笑)。昔からダメなんです。睡眠時間の長さは関係ありません。どんなに早く寝てもムリ(笑)。

――朝、ちゃんと起きるための対策は?

自分を信じないこと(笑)。マネジャーさんにお願いして起こしてもらっています。

犬と猫を飼っているんですけど、夏場は暑いから朝早く起きて散歩に行くんです。でも、ウチの子たちは全然私のことを起こしてくれない(笑)。

――「散歩に行きたい!」という催促がない?

散歩は大好きなんですよ。でも、私が促さないと行こうとしない。私が寝ている限り、あの子たちもずっと寝ようとするんです(笑)。

――では、最後にメッセージをお願いします!

自分の中でどれぐらい太宰治というものが固定概念としてあったのかということを感じられる作品になっていますし、それがぶち壊される方もいらっしゃると思います。

その答え合わせを楽しみながら、彼を取り巻く3人の女性それぞれの人生も見ていただけたらうれしいです。