――そして、2015年に1stアルバム『原宿発!神宿です。』をリリース!
レコーディングをしたことよりも、ジャケ写撮影の思い出が強いかも。とにかく時間が長かったし、ポーズを取っている時の体勢がきつかった(笑)。
当時はシングルも限定500枚販売とかだったので、自分たちのCDがお店に並ぶということがうれしかったです。アイドルとして活動しているという実感が湧きました。
――2年後には『原宿発!―』の再録盤と2ndアルバム『原宿着!神宿です。』が同時に発売されましたね。
2015年に出した『原宿発!―』の時は声量がなかったから蚊みたいな声なんです(笑)。
だから、ちょっとは成長できたのかなって思います。レコーディングの時は鼻声でしたけど…(笑)。
――風邪をひいちゃったんですか?
花粉症です。だから、実はあんまり聴いてほしくない(笑)。
――デビューから5年たちましたけど、自分の中で変わったと思うところは?
何だろう、退化しているような気がする(笑)。メンタル面も体力も、昔の方が元気だったかもしれません。アイドルをやったことで本当の自分が見えてきたというか、このキャラで行けばいいんだっていうことが分かったことは大きいかも。
本当の自分を認めてもらえるようになったことはうれしいし、自分の存在意義をちゃんと見いだせたような気がします。と言いながらも、まだ分からないことが多いですけど(笑)。
――3年前の2016年に公開された神宿の主演映画「神宿スワン」の思い出は?
ひな、お芝居ができないんですよ~。セリフも覚えられないし(笑)。学校の体力テストで“E判定”しか出なかった運動神経なのでアクションも全然できなくて、体育館が利用できる時間が終わった後も公園で練習させられました。
とにかく、しんどかったという思い出しかない(笑)。アイドルをやっていなかったらできないことなのでいい経験でしたけど、あらためて女優は向いてないと思いました。
――2016年といえば、ラフォーレ原宿での3周年ワンマンライブ!
何か、やっと原宿でできるのかって。“原宿発!”って言っているのにデビューも六本木でしたから(笑)。
3周年の時は駅もジャックしたし、神宮のビジョンにも登場したし、これで原宿発!って胸を張って言えるって思いました。「舁夫(かきふ)」(神宿ファンのこと)さんたちからも「良かったね」って言ってもらえて本当にうれしかったです!
――ステージに立った時にお客さんの顔がちゃんと見えるようになったのは?
最初の頃は歌とダンスを間違えちゃいけないって必死だったので、見ているようで見えていなかったかも。慣れてきてからは1人1人の顔を見てレスしてあげたいと思うようになりました。
私は、ピンクのサイリウムを振っている人しか見ないんですけど(笑)、その数が増えたのがうれしかったですし、ステージの上から見るとすごくきれいなんです。いつもありがたいなと思っています。
――神宿の歴史に戻りますと、2018年はカラオケチェーン「ビッグエコー」とコラボした「HAPPY PARTY NIGHT」をリリースしました。
MVはビッグエコーさんの店舗で撮影させていただきました。私はバイトをしたことがなかったので制服を着ることができてうれしかったです。
撮影の合間に食べた料理もおいしくて。ビッグエコーさんの唐揚げはサイコーです!
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