柳ゆり菜、地下芸人の半生を描く映画に「ちょっと胃もたれはしましたね!」

2019/09/12 15:11 配信

映画

映画「東京アディオス」の上映会イベントに登壇した柴田容疑者、横須賀歌麻呂、柳ゆり菜、チャンス大城、大塚恭司監督(写真左から)(C)2018映画『東京アディオス』製作委員会


各事務所、フリーの芸人たちの猛烈アピールとリアルな悲劇が聞こえてくる中、飛び入りで舞台に上がったのが2013年R-1チャンピオンの三浦マイルドとピン芸人のゆってぃ

三浦は話題の“営業”について「昨日もやってきました! やらないと飯を食えない、生きていけないですからね。僕は悪くないです!」と話をし続け、MCに制止される事態に。

ゆってぃは「地下だと思ってないけど、どうしたらそっちに行けるんですか? テレビにも出てない地下でもない、僕は一発屋だから…」とリアル過ぎる悩みを披露した。

話が途絶えない中、「もう呼ばれないかと思いましたよ!」という声とともに登場したのは、この日のスペシャルゲスト・柳。本作の感想を求められると「ちょっと胃もたれはしましたね!」と冗談を交えながら答えた。

さらに、柳は見どころについて「やっぱり横須賀さんですね! 一つのことを真っすぐに追い掛けて、カッコ悪いけどカッコいい青春ストーリーだと思って見てほしい」と答え、横須賀も「何回も見てほしい、見るたびにイメージが変わりますから!」とアピールした。

最後に大塚監督は「木曜日から仕込み始めてこれだけの芸人が集まってくれた。これを売れてないからここに来られたんだろ?って一言で片づける。そうじゃなくて、それだけたくさん自由を獲得している。

好きな所に来られる、これはすごくカッコいいこと。価値観を一つ変えればそう見られるはず。そう考えられるようになれれば、人生はもっと楽しくなるのではないかと、それを言っている映画です!」という力強い言葉で、上映会イベントは終了した。