バイきんぐ、月収1万&借金100万から『キングオブコント』優勝で人生逆転!「結婚しようが何しようが、人生で優勝以上に嬉しいことはない」

2019/09/21 07:35 配信

バラエティー

西村瑞樹(バイきんぐ)


——東京吉本の劇場氷河期ですね。

西村:「これは東京吉本に行っても、大阪時代と同じことになるぞ」と思ったんです。

それで最初は、大阪で同期だった「ゴリけん」がいるワタナベエンターテインメントに、とりあえず行きました。でも結局合わず、東京吉本に移籍したんです。

その頃には、ルミネtheよしもとがオープン。出演できる権利を得るためのライブが行われていまして。3位以内になれば出られるんですが、出演権を争うライブ自体が月に一度しかなく…。

「このままでは、うだつが上がらなそうだな」と、辞めたんです。

——そこからすぐ、現在所属しているソニー・ミュージックアーティスツ(以下・SMA)に?

西村:いえ、3年くらいフリーの時期がありました。事務所のオーディションをあちこち受けたりしていましたね。

小峠:ライブに出演できるのは月に1回くらいで、パソコン配達のバイトで食いつないでいました。

西村:僕は東京でもコンビニでバイトしていました。

——どのような経緯でSMAに?

西村「ソニーにお笑い部門ができる」と聞いて、じゃあ行ってみようかと。

——2016年の「R-1ぐらんぷり」で優勝されたハリウッドザコシショウさんも、大阪吉本からSMAに移籍してますよね。

西村:はい。しかもザコシショウさんも吉本やワタナベエンターテインメントを経てSMAと、僕らと同じルートを辿っていました。SMAの立ち上げで久々に再会したんですが、数奇な運命ですよ(笑)。