小栗旬、約15Kg減量で“役者魂”見せるも「現場でずっと『すみません!』って言っていました」

2019/09/15 14:40 配信

映画

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」舞台あいさつで盛り上がる蜷川実花監督、二階堂ふみ、小栗旬、沢尻エリカ、千葉雄大(写真左から)

公開中の映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」公開記念舞台あいさつが9月14日に東京都内で開催され、小栗旬沢尻エリカ二階堂ふみ千葉雄大蜷川実花監督が登壇した。

写真家である蜷川が構想に7年を費やした本作は、天才作家・太宰治のスキャンダラスな恋と人生を、太宰自身と彼を愛した3人の女たちの目線から事実を基にしたフィクションとして描く。

死期間際の太宰を演じるために、約15kg減量したという小栗。二階堂は、小栗が最後痩せ過ぎて脚が動かず、塩水で漬けていたというエピソードを披露し、「その時、小栗さんの役者魂を感じました。すごかったです」としみじみ。

それを受けて、小栗は「あれは僕の最後の減量ミスですね」と苦笑いし、「塩分がなくなっちゃって脱水症状になっちゃったんですよね」と説明した。

続けて「もう少し計算してそこにたどり着いていたら良かったんですけど、最後に無理な減量をしてみたら、やっぱり体にきてしまいました。無茶した結果でしたね」と振り返り、「脚をつっちゃうから、現場でずっと『すみません!』って言っていました」と笑った。

蜷川は、体重が落ちていく小栗を「顔色も悪くなっていくし、どこまで持つのかと本当に心配になって。特に最後のシーンは『これもう1回できるかな』と思いながら、みんなギリギリのところでやっていて、壮絶でしたね」と回顧。

また、小栗が痩せた写真を送ってきたそうで、「それがヤバくて。あれは外に出せないし、見たことのないガリガリの真っ白な顔をした小栗くんが写っていました」と打ち明けた。