法医学の現場にカメラが潜入!“リアル朝顔”の解剖に密着取材

2019/09/14 08:00 配信

芸能一般

【写真を見る】解剖の準備を行う垣本由布さん(C)フジテレビ


密着中にも警察からの解剖依頼が入る


彼女は神奈川県・西部地域の法医解剖を担当し、向き合う遺体は、年間100体にものぼる。そんな“リアル朝顔”の仕事場は、大学の法医学研究室。密着取材中にも、警察から解剖の依頼が入る。

かっぽう着の上からエプロンを掛け、ウイルスを通さないマスクをつける。手袋は二重にし、ゴーグルを着用するなど、皮膚の露出は最小限に抑える。危険と隣り合わせの解剖現場で、感染症を予防するためだ。

そして、死因不明の謎に包まれた遺体と対面する。解剖は、遺体の様子を撮影する記録員や、警察も立ち会って行われる。体の表面を検査し終えると、メスを取り、胸、腹、頭の順に開いてゆく。

解剖の結果、死因は特定され、他殺ではなく事件性は低いと判断された。安堵(あんど)の表情を見せたが、この解剖にかかったおよそ3時間、彼女は一度も休むことはなかった。