今年は漫才以外も! 全国ツアー絶賛開催中の二人が語る“NON STYLEのスタイル”<インタビュー前編>

2019/09/15 08:30 配信

芸能一般

「コントの方が、脳みその奥の方にある“コア”みたいなものが出てくる」(井上)


石田いわく「漫才、コント、トークとバランスのいいライブ」を目指し、ツアーを開催中のNON STYLE。井上は「コントは、ボケの人の脳みそをそのまま表現するものが多い」と持論を披露


――稽古に関しても、コントと漫才では違うものなんでしょうか?

石田明:内容によりますね。大掛かりなコントだと、準備しないといけないことはもちろんたくさんありますけど、シンプルなコントだったら、畳一畳あれば十分稽古できますから。

井上裕介:だから、どっちが大変っていうことじゃなくて、結局はネタの内容ですよね。漫才にしてもコントにしても、芝居的な要素が入ってるネタは、稽古も大変やし。特に、一言でもセリフを間違えたら笑いが成立しなくなる、みたいなネタはけっこう大変で。

ただ、なんて言うんですかね、コントって、ボケの人の脳みそをそのまま表現するものが多いっていうか。コントの方が、脳みその奥の方にある、おもろい“コア”みたいなものが出てくる可能性はあるんかなと。

「災害に遭われた所に行って、元気を届けたい…みたいなことは、ふわっと考えてます」(石田明)。NON STYLE LIVE 2019「Re:争論~リソウロン~」の会場選びに込めた思いを明かしてくれた


――今回の会場は、単独のツアーとしては初めて行く地域も多いようですが。

石田:そうですね。大々的に謳ってはいないんですけど、災害に遭われた所に行って、元気を届けたい…みたいなことは、ふわっと考えてます。

――今回のツアーで特に楽しみにしている場所は?

石田:この前行ってきたんですけど、幕開けが北海道の釧路っていうのは、面白かったですね。いろんな人に言われたんですよ、「なんで釧路?」って。北海道に住んでるファンの方にも言われましたから(笑)。でも、初めての会場はどこも楽しみですよ。たくさんの方々に入っていただいて、いっぱい笑ってもらえたら、それはまた一個、自信につながるので。

井上:今回、例年と比べると、割と昼公演が多いんですよ。だから、場所がどこかっていうことよりも、昼と夜で、お客さんのテンションが微妙に違うのが面白くて。会場入りが早かったり、僕らのスケジュールも変わってくるので、それが舞台にどう反映されるかっていうのも楽しみだったりします。