上白石萌音「大きな分岐点になった」と主演作に感謝

2019/09/17 12:05 配信

映画

上白石萌音、山崎紘菜らがオープンしたばかりのTOHOシネマズ熊本サクラマチで舞台あいさつを行った(C)2018 KM-WWORKS Ltd., All rights reserved.

上白石萌音山崎紘菜がW主演を務める映画「スタートアップ・ガールズ」の公開記念舞台あいさつが9月16日にオープンしたばかりの熊本・TOHOシネマズ熊本サクラマチで行われ、上白石、山崎、池田千尋監督、そしてエグゼクティブ・プロデューサーのケイシー・ウォール氏が登壇した。

日本初となる“スタートアップ”をテーマにした本作は、大学生にしてIT×医療で起業を目指す閃きの自由人・小松光(上白石)と、大企業に勤め起業家への投資をする安定志向の女性・南堀希(山崎)の正反対の二人が、ぶつかり合いながらもビジネスパートナーとして進化していく姿を描く。

上白石は「お仕事で熊本に来るのは、初めてでうれしいです。3日前ですか? この劇場ができたの。新しい映画館は匂いがいいです。この劇場で見る初めての映画が本作という方もいるのではないでしょうか。この作品を選んでくれて、本当にありがとうございます!」と感謝のコメント。

山崎は「3連休の最後の貴重な日に、この作品を見にお越しいただき、本当に本当にありがとうございます。私は熊本県に来ることが初めてで、ワクワクしております」とあいさつし、池田監督も「私も今回熊本に来たのは初めてなんです!」と打ち明け、「新しい映画館の最初の映画を『スタートアップ・ガールズ』にしていただけたこと、本当にうれしいことです」と頭を下げた。

山崎は「やりたいことをやっちゃえ!と、この映画を通して私は伝えたいです。他の人から変なことをやっていると思われたり、受け入れられないとしても、続けていくことで信念に共感してくれる人に出会え、いいバディに出会えるかもしれません。一歩踏み出すことにリミッターを決めないで、自分がやりたいように生きたい風に生きたらいいと思います。ためらっている人がいたら映画を見て、自分の可能性を広げてください」と笑顔。

最後に上白石が「行動力があって、能力があって、熱量がある子を演じるのは初めてに近く、挑戦でした。自分のやりたいことを諦めないで、何を犠牲にしてもこれはやりたいんだと思い続ける子を演じたことで、私も熱くなるスイッチを心を一つ植えつけてもらったような気がします。自分が紛れもなく『こうなんだ!』と思ったら、口に出して気持ちを人に伝えるべきなのだなと光に教えてもらえて、ちょっと自己主張をするようになりました。大きな大きな分岐点になった作品です。とても感謝しています」と光という役に出会えたことを感謝した。