「ポロリ記念館」は今までにない感じの新しい番組なので、ワクワクしながら収録に臨みました。やっぱり、収録自体もすごく楽しめましたね。新入社員の立花くんの初々しさもあって、とても新鮮な体験ができました。
実は、立花くんは僕と同じ関西出身なんです。京都大学の在学中に住んでいた所が、僕の実家からとても近い所で。僕が中学から高校まで過ごした地域に立花くんが住んでいたことを知って、なんだかとても親近感が沸きました。
しかも、立花くんは24歳で、僕の芸歴とほぼ同じくらいなんですよ。だから、そんな世代の人と一緒に仕事とできるというのは、すごく幸せに思います。
もちろん、普段やっているレギュラー番組とかに立花くんと同じ年代の人が関わっていることはあるんですけど、この年代の人が企画から考えて、中心になって創り上げた番組に出るというのは初めてのことでした。
今回の収録は、あまり型にはまった感じの進行はせず、ある程度立花くんのやりたいようにしてもらったらいいなと思いながら臨みました。
思いっきり「YouTube」世代の若い子が「テレビ」というフィールドで自分のやりたいことをやったらどうなるのかな?なんて考えていましたね。視聴者の方も、「これからのテレビってどうなるんだろう?」という感じで見てもらえると、より楽しめるのかなと思います。
正直なところ、立花くんの取材報告を聞いただけで涙“ポロリ”という訳にはいかないかな…?と思ってたんですけど、ゲストの郁恵さんも“ポロリ”としていて、僕も泣きそうになった場面があったので、結果的にはタイトル通り、“ポロリ記念館”になったかなと思いますね(笑)。
僕自身も、OAがめちゃめちゃ楽しみです!
憧れの徳井さんとの収録を終えて、一言一言センスが光ると言いますか…やっぱりすごいなと思いました。
芸人さんをネットやテレビで見るよりも、生で見たときの方が2倍くらい面白いってよくあることだと思うんですけど、徳井さんはもう本当に10倍くらい面白くて! なんて言ったらゴマをすり過ぎかもしれないですけど…(笑)。
とにかく、今回の収録は本当に幸せな時間でした。もし機会があれば、ぜひまた徳井さんと一緒に番組をやらせていただきたいと強く思いました。
人気のある有名な番組はベテランの演出の方が作っているものであって、ボロが出たりすることはまずないと思うんですけど、この「ポロリ記念館」は、僕のボロが出ちゃったりして…。徳井さんがうまく拾ってくださいました。
そんな僕が演出をやっているからこそ見えてくる“テレビ番組の作り方”も面白いと思うので、視聴者の方にはそういったところも楽しんで見ていただけたらと思います!
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