女優の飯豊まりえが、9月15日に東京・新宿バルト9で行われた映画「いなくなれ、群青」の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。松岡広大、柳明菜監督、菅原大樹プロデューサーと共にラストシーンの撮影秘話などを語った。
本作は、第8回「大学読書人大賞」受賞、「読書メーター」読みたい本ランキングの第1位にもなった河野裕の青春ミステリー小説が原作の実写映画。
人口2000人ほどの謎多き島・階段島を舞台に、そこで自分の過去を失ったまま暮らす主人公・七草(横浜流星)と、七草の幼なじみ・真辺(飯豊)の交流を描く。
映画の公開前は、当然ながらネタバレ防止のために多くのことを隠してきた本作。
飯豊は映画のラストシーンについて「最後七草と真辺はラブだったのか友情だったのか、何で手をつないだのか、って思いませんか?」と映画を見た直後の観客に問い掛け、「本当は手をつなぐ前にセリフがあったんです…。七草といくつかセリフがあって『じゃあ私を一人にしないで』『分かった!』って言って手をつなぐ、というとてもすてきなやりとりがあったんです!」と熱く語る。
それを受け、菅原プロデューサーが「監督ともいろいろディスカッションし、ラブを言及せずに感じてもらえた方がきれいかなと思い、映画のラストシーンとして決断しました。正直、役者があんなに頑張ったのに切るのか、、、という気持ちはありました」と泣く泣くカットした理由を告白していた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)