T-BOLAN森友嵐士「愛してる人と全員と会いたい」

2019/09/17 18:00 配信

音楽

アコースティックライブを行ったT-BOLAN森友嵐士


中盤には、タイトルの「Love Songs」にちなんで、メンバーがそれぞれ愛するモノに対して、ラブレターをしたため、事前にレコーディング。

ギター五味孝氏は、愛犬に「いつの頃からか、忘れてしまっていたこの気持ち。ささいなことでもうれしくなる。何でも許してしまいそうな優しい気持ち。今は夏の終わりだけれど、君への愛は終わらない。ありがとう、ファンカくん」と語った。

ベース上野博文はファンに「随分、心配ばかりかけてごめんな。もう会えないかもしれない…そんな気持ちに何度も、何度も胸を締め付けられたよ。いつも君の笑顔が、君の励ましの言葉が、俺に力をくれた。これからもずっと、俺の挑戦を見守っていてほしい。左の腕にロックンロールスター。T-BOLANを愛してくれる、すべてのみんなへ。愛してるよ」と。

そして、ドラム青木和義は「いつもたたいてばかりでごめんね。優しくいたっちゃうスタイルじゃ、俺じゃないんだよな。でもその音は、最高の笑顔にしてくれる。死ぬまで付き合ってくれ、俺のドラム…愛してるぜ」と普段は明かさない思いに、会場からも大きな拍手が送られた。

アンコールでは、代表曲「離したくはない」「My life is My way」をファンと一緒に大合唱。

T-BOLANは年末から年明けにかけてディナーショーを行い、来年2月からは30周年ライブツアーをさらに続け、全国を回る予定(詳細は後日ホームページ等で発表)。

森友は「人生の折り返しを迎えて、これからのことを考えた時に、会いたいと思った時に会いたいと思った。僕らも、たくさんの人に(活動が)届くように発信してるんだけど、まだ気付かれていない。

でも近くに行けば、ポスターとか貼られて、ライブがあるって響くと思う。全国できる限り回れば、みんなに会えるじゃん?愛してる人と全員と会いたい」と思いを述べた。

そして「こんなにすてきな夜を迎えることができました。いい拍手をくれて、最高の一夜を過ごさせていただきました。どうもありがとう」と結んで、2年ぶりのアコースティックライブを締めくくった。