――「仮面ライダーシリーズ」(テレビ朝日系)に出演されていた瀬戸康史さんとの共演は、SNSなどでも話題になっていましたね。
僕は昭和の初代、元祖なので、まさしくこういう共演にぴったりかもしれない。一方の瀬戸くんは平成の新しいライダー。このコラボは面白いよね。
古き時代を背負ってきた僕と、新しい時代を謳歌している瀬戸くんとの対照的な人物像が見る人を楽しませる部分があると思います。
――実際に瀬戸さんと初めて共演されてみて、どのような印象でしたか?
好青年だね!何事にも屈託なく明るい平成の青年像という感じがします。
――また深田恭子さんとも初共演でしたが、いかがでしたか?
素直で爽やかで、そして自然体で、とても好感が持てました。あまり女優女優してなくて。純粋で清らかで、僕は「いい女の子だなぁ」と思いました。
――剣を振っている場面では、そのリアルさが話題になっていましたね。
あれは真剣です。私がずっと使ってきた剣で、相当の竹や巻きわらなどを切ってきたものです。自分の分身ですね。
視聴者の方は本物を見る機会はなかなか無いのでびっくりしたと思いますが、僕にとっては長年やってきた日常生活の一部です。昔は時間のあるときにはかなり練習していたこともありましたが、今は、自分の気持ちを引き締めたいときに道場に行って、真剣を抜いて、型をやって、気持ちを整えます。武道はだらけた精神を整えるときにとてもいいんです。
――今作ではハッカーや“てんとう虫3号”などの最先端の技術が多く登場しますね。
時代を先取りしていますよね。むしろ、これからこういう時代が当たり前になってくると思うんです。AIの最新の技術ってすごいじゃないですか。これから、我々もこういうものに対応しなきゃいけなくなってきますね。
あのてんとう虫は面白い…(笑)。でも、あれはドラマの世界ではないですよね。現実でもあり得るからねぇ。
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