羽島めい、いざ幕張メッセへ!「純粋に成長した姿を見てもらいたい」<神宿5周年記念連載(4)>

2019/09/21 08:00 配信

アイドル インタビュー 連載

神宿インタビュー連載第4弾はMCであり、青担当の羽島めい撮影=永田正雄


――まずは、スカウトされた時のエピソードを! と思ったんですけど、連載1回目にお姉さん(羽島みき)から聞いた話とほぼ同じですかね?(笑)

ほぼ、みきと一緒ですね(笑)。あの日(スカウトされた日)はありがたいことに私もいろんな方から声を掛けていただいて、今のプロデューサーが最後だったんです。駅に向かって帰る途中でした。

――最後に声を掛けられた時にちゃんと話を聞こうと思った理由は?

他の方の話も聞いてはいたんですけど、一番熱意があったというか、本気なんだなという必死さが伝わってきたんです。

グループのコンセプトや活動方針なども丁寧に説明していただいて、この事務所なら信頼できると思いました。

――芸能界には興味があったんですか?

私は高校生になって、ずっとやってきたサッカーを辞めたんです。そのタイミングでスカウトされたので、自分のやりたいことがやっと見つかったというか、いい機会だなと思いました。

――神宿は2014年結成のグループですが、レッスンよりもライブという活動方針だったんですよね?

ボイストレーニングは全くしていなかったです。レコーディングの時に歌い方の指導があるぐらいで、あとはひたすらライブ。1日に3、4ステージというあり得ないスケジュールでした(笑)。

だから、当時はみんな素人同然。たまに昔の動画とかをYouTubeで見たりするんですけど、もうひど過ぎて聴いていられない。ホントにヤバいです(笑)。

その頃の“音痴時代”を知っているファンの方たちは今の私たちを見て「成長したね」って褒めてくれます。

――めいさんは子どもの頃からサッカーをやっていたんですよね?

もう“THE活発”という感じの子どもでした。もともと体を動かすことが好きで、幼稚園の頃も一番足が速かったですね。

――スポーツの世界からアイドルの世界に“転身”したことへの戸惑いはありましたか?

ずっとサッカーをやっていたので、男の子に囲まれている環境で育ったんです。

中3までサッカー中心の生活でしたから、高校に入ってアイドルデビューするということになった時は、キャピキャピしているような女の子が自分に似合っているのかどうか不安でした。

「ちゃんとアイドルをやれているのかな?」って。でも少しずつ慣れていって、ファンの皆さんが「かわいいよ」「すごく個性的」って言ってくださったので、その言葉が自信につながっていきました。

美しい肌の羽島めい撮影=永田正雄


――ライブでのMCをみきさんから任されたという話を聞いたんですけど…。

そうですね(笑)。ファンの皆さんはよく分かっていると思うんですけど、みきはみきなので。この間の大阪のライブでも「意気込みはある?」って聞いたら「ない!」って言われて。

しかも最後にライブの感想を聞いたら「うん、楽しかった。(あとは)任せた!」って返ってきて「ダメだこりゃ」って思ったんですけど(笑)、まぁ、こんな感じのリーダーでいいのかなって。

私はもともとしゃべることが好きなのでMCを担当することは苦ではないです。やっぱり、ライブでしかファンの方たちと直接会う機会がないじゃないですか。

だから、トークの時はちゃんと自分の言葉で伝えるということが大事なのかなと思っています。

――メンバー全員が出演した映画「神宿スワン」の思い出は?

神宿にとっては、初めての映画。こんなに大変なのかっていうぐらい、スケジュールがタイトだったんです。毎日、夜遅くまで撮影をしていました。

プロの俳優さんたちと比べたら劣っている部分はたくさんありますけど、私たちは私たちなりに一生懸命取り組んだ作品。いい経験になったと思います。

――メンバーの中で女優に向いていると思った人はいましたか?

お姉ちゃんかなぁ。意外と憑依するタイプというか、何か普段と全然違うんですよ。セリフの言い回しや表情が自然。いつもヘラヘラしているけど(笑)、意外とうまいんじゃないかなって思いました。

――女優に向いていると、お姉さんに伝えたら…?

調子に乗ると思うのでやめておきます(笑)。

――でも、この記事を読んだらバレるかも。

大丈夫です。あの人は他人に興味がないから、読まないと思いますよ(笑)。

――…読んでほしいなあ(笑)。2年前の3周年ワンマンライブは念願だった原宿で開催。ファッションショーも盛り上がったみたいですね。

私は原宿の代表的なブランド「SPINNS」さんの洋服を着ました。原宿にいそうな感じのコーディネートにしてもらって、とてもうれしかったです。