7年前の夏、まだ加地秀樹(勝村政信)が「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」の外科医だったころ、とある手術が極秘裏に行われた。
加地のオペによってその命を救われたのは、群馬の代議士・大沢正一郎(本田博太郎)。
数週間後、病から復帰して選挙に勝利した大沢から謝礼の“紅白まんじゅう”を受け取った加地は、その金で銀座の高級クラブへ行き、そのままホステスの島田美里(倉科カナ)と一夜を共にする。
月日は流れ、「東帝大学病院」の外科医として働いていた加地の元に、大沢から「会いたい」と連絡が入る。厚生労働大臣も務め、「東帝大学病院」の院長・蛭間重勝(西田敏行)とも懇意にする大沢からの呼び掛けに心躍る加地。
フリーランスの外科医・大門未知子(米倉涼子)と出会って以来、外科医としてのキャリアに陰りが見えていた加地は、これを起死回生のチャンスと捉え、意気揚々と「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」に凱旋する。
しかし、そこで加地を待ち受けていたのは、7年前の手術ミス疑惑。さらには「この子はたった一夜の奇跡の夜に神様が私たちに授けてくださった宝物です」と書かれた手紙を携えた6歳の女の子・島田七海(古川凛)だった。
自分のことを「パパ」と呼ぶ七海を放っておけず、ひとまずは部屋に泊めることにした加地。
その一方で、7年前の手術について再検討するため、脳外科医の木田光彦(片岡愛之助)に連絡を取ろうと試みる。
しかし、木田はすでに携帯電話も解約しており、勤めていた病院を辞めていたことが判明。加地が途方に暮れる中、大沢が再び頭痛を訴え…。
ほどなくして、看護師長・古屋早苗(石田ひかり)の手により「帝都医科大学付属病院 前橋第27分院」内にも加地の隠し子疑惑が広まる。すると、七海の母親に関する、ある事実が明らかに。
そして、7年前の手術についても驚がくの真実がもたらされる。
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