松本伊代・早見優・西村知美・渡辺美奈代という80年代を代表するアイドルによる、タイムトラベルのようなコンサート「80‘s Idol Fes」。松本と早見、西村と渡辺は、各コンビでデビュー年(渡辺はソロデビュー年)が同じという関係性だ。ママになった彼女たちが、いったいどんなステージを見せてくれるのか。過去の秘話からコンサートの楽しみポイントまで教えてもらった、4人のクロストークがスタート。
——今回のコンサートで、楽しみにしているところは?
西村知美:同じ時代を過ごしてきた人なら、きっと一緒に歌える歌ばかりだと思います。皆さんと盛り上がれることが、今からとても楽しみです。
渡辺美奈代:私は知美ちゃんとデビュー時期が一緒なんですけど、当時は同じステージに立ったことがなくて、今回初めて2人で歌わせてもらうんです。それが楽しみだし、頑張って振りを覚えます!
西村:私は美奈代ちゃんについていきます!(笑)
早見優:今回は個々のオリジナルソングも歌わせてもらうのですが、4人でコラボするのは初めてなので、楽しみです。
あと、4人のトークがとても面白くなりそうだなという予感がします(笑)。こればかりは練習できないので、当日に何が飛び出すかお楽しみに!
松本伊代:とにかく盛りだくさんな内容になっていると思うので、「80年代にカモン!」という感じで、皆さんと一緒に楽しみたいですね。
早見:1部と2部では違う曲もあるので、通しで来てくださる方はより楽しめると思います。
——伊代さんと優さん、知美さんと美奈代さんはそれぞれ同期ですが、当時のお互いの印象を教えてください。
松本:優ちゃんがエレベーターから出てきた場面を、今でも鮮明に覚えてます。テレビ東京で、「ヤンヤン歌うスタジオ」の収録だったかな。優ちゃんはショートパンツを履いていて、「脚がキレイだな」「ちょっとボーイッシュな、可愛い子だな」と思っていました。
これから出てきそうだな、とも思いました。同年ながら、デビューは私のほうが数ヵ月早いので。
早見:だから当時は「伊代さん」と呼んでいたのよね。
出会った時はすでに超売れっ子だったので、同期の私たちは「伊代ちゃんを目指して頑張らなきゃ」と思っていたんです。
あと、デビューしたアイドルは新聞社へ挨拶回りに行くんですけど、私は行くたびに「あれっ、デビューしてなかった?」と不思議がられました。伊代ちゃんとよく間違われたんです。
今でもたまに、タクシーの運転手さんから「ご主人、活躍してるね!」と言われます(笑)。
渡辺:知美ちゃんとは高校が一緒だったので、学校でも顔を合わせていたんですよ。でも知美ちゃんは、覚えていなくて。
「夜のヒットスタジオ」で会った時に、私をどうやら先輩だと思ったらしく、「先輩、よろしくお願いします!」と挨拶してきたんです。
西村:ステージの脇で、美奈代ちゃんが後ろから「おはよう!」と声をかけてくれたんですが、「あっ、おニャン子クラブの人だ!」と思って、挨拶しました。
渡辺:「さっきまで、教室で一緒だったんだけど…」って(笑)。
西村:4月末でしたが、「えーっ!?」とびっくりしました(笑)。本当に、人の顔と名前を覚えるのが苦手なんです。
仲良くなってからは、美奈ちゃんの家へ行って勉強を教えてもらったりしていましたね。
渡辺:一緒にディズニーランドへ行ったりもしたよね。
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