また、志尊は「何のために戦っているかの共通目的が必要だと思って。戦う時に、(傷ついた仲間の)血まみれの制服を着たいと提案したんです。そういうところをしっかりやることが鳳仙の強さにつながるなと思っていました」と続け、それに対して後輩・サバカン役の坂口は「この5人(志尊・塩野・葵・小柳・荒井)が現場でお芝居に関する話をずっとされてて、本当に俳優として素晴らしいことだなと感じていました。僕は(後輩役なので)それを聞いて付いていけると思ったし、身を任せられるなと心の底から思っていました」と振り返った。
そんな中、「クローズ」「WORST」大ファンだと語るTKOの木下隆行と木本武宏が、鳳仙学園さながらの迫力(?)を放つ丸刈りの軍団を率いてサプライズゲストとして登場。
憧れの鳳仙学園の衣装も着用して現れ、会場は驚きと爆笑に包まれた。
その後、あらためて本作の見どころについて志尊は「高橋(ヒロシ)先生の原作を背負っている中で、『悪い』や『強い』は表面的じゃないなと思いました。内側に持っている強さ、一枚岩の強さを表現していくことを大切にしながら、約80名の皆さんで今回の鳳仙学園を作っていきました」と力を込める。
続けて「単純に『ケンカ』と取られる方もいるとは思うのですが、もっと内側にある強さを感じ取ってもらえたらうれしいなと思いますし、年齢男女問わずいろんな観点から見ていただける映画になっているので、ぜひ見て気に入った方は周りの方々にも薦めていただけたらうれしいです」とアピールした。
さらに、イベントの最後には公開に向けた気合の一発として、志尊の「10月4日、鬼邪高潰すぞ!」という掛け声を合図に、会場に集まった男性ファンたち全員が「シャー!!」と太い声で雄たけびを上げ、イベントは終了した。
※記事内、高橋ヒロシの「高」は、正しくはハシゴダカ
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)