塩見きら、“大舞台”も気負いなし「全然不安な感じはしないんですよ」<神宿5周年記念連載(5)>

2019/09/28 08:00 配信

アイドル インタビュー 連載

神宿連載アンカーとなる第5弾は、“しおみぃ”こと2019年春加入の新メンバー・塩見きら撮影=永田正雄


――昔から芸能界に憧れていたんですか?

小さい頃から、冗談っぽい感じで「芸能人になりたい!」って言っていました。

ただ、親が厳しかったので無理かなと思っていて。上京をきっかけに目指すようになったという感じです。

――人前で何かをすることに抵抗はなかったんですか?

そうですね。小学校の低学年からコーラス部に入っていて全国大会に出たことがありましたし、ミュージカルをちょっとだけやらせてもらえる機会もあったので人前で歌うことに対して緊張したり恥ずかしいと感じたことはなかったです。

ただ、ダンス部に入りたいとか、学園祭でみんなと何かをやるみたいなことには興味がなかったし、アイドルの曲を歌ったりするのも無理だなと思っていました。

――もともと、アイドルになりたいと思っていたきらさんが「神宿」のオーディションを受けたきっかけは?

実は、親には「大学に行きたいから東京に行かせてくれ」っていう言い方をしたんです。あぁ~、でもこのインタビュー記事、親が読むと思うからうそをついていたことがバレてしまいますね(笑)。

――そ、そうですね(笑)。

私は東京に憧れていたし、芸能界とかキラキラした世界が東京にあると思っていたんです。上京することに憧れて、そのために頑張って勉強していましたから。

大学入学を機に上京できたら、オーディションを受けてみたいという気持ちはありました。

――神宿の前にもオーディションを受けたことはあるんですか?

受かるかどうかは分からないから親には言わなかったんですけど、ずっと好きだった“坂道”さんのオーディションを受けたこともありました。

――神宿との出会いは?

YouTubeが好きで、たまたま神宿の動画を見たんです。変にキャピキャピしていなくて、みんなの素の感じがいいなと思いました。

中学や高校では友人関係に悩んでいて、特に女の子同士の難しい感じがすごく苦手だったんです。でも、神宿の楽屋裏の動画を見て、そういう面倒くさい感じはなさそうだなって。そこから好きになって、オーディションをやることを知ったから応募しました。