──今回の番組で、印象的だったお直しはどれですか?
ノブ:腰痛が治ると知って、びっくりしました。もしヘルニアになっても、あの先生がいてくれると知って気が楽になりました。すごい人です。
渡辺直美:色あせた写真を元にもどす技術もすごかったけれど、やはりドレスを直した方ですね。
色つきのドレスは大変と言っていたけれど、自分で薬品の液体を作って、一品しかないから練習ができないじゃないですか、一発本番で洗うので、これで真っ白になっちゃったらどうするんだろう!?って。
ドレスのお直しさんの経験と努力というか、いろんなものに挑戦してこれまでやってきたことが伝わってきました。自分もいつかドレスを直してもらいたい〜。
──渡辺さんはニューヨークで暮らされていますが、変わった事はありますか?
渡辺:今、まだ英語がしゃべれるわけではないのですが、毎日、英語の勉強を2時間やっています。
なので、久々に日本に帰ってきた時には、片言の英語とかじゃなくて、最初に覚えた日本語である茨城のなまりが全部出てきちゃって。「何したんだっぺ」と、うっかり言っている自分に気がついたりします。
ノブ:このままいけば英語をしゃべれるようになるな。
渡辺:このままいけば、英語もしゃべれて、そして日本語も完璧にして…。どっちの言語もできるみたいな仕事を将来やりたいですね。
──千鳥のお二人からみて、そんな渡辺さんをどのように思いますか?
ノブ:日本で全部やるのが普通という常識を、マジで壊しましたよね。尊敬します。
渡辺:このアメリカ行きを勧めてくれたのは、実は、大悟さんと又吉(直樹)さんなんです。
ノブ:え、そんなかっこいいこと!?
大悟:あんま、言うなよ。
渡辺:去年の5月、今でも良く覚えていますが、ご飯に行かせてもらったとき、大悟さんと又吉さんに「なんで? 今後、アメリカ行かへんの」と聞かれて「いや、今、行く予定ないですね」と言ったら「え、なんでなん。お前は行った方がええで」と言ってくれて、そして「日本は俺らにまかせぇ!」と、言ってくれたんです(笑)。
ノブ:自分が日本の仕事、増やしたかっただけやないの(笑)。
──“お直し”をテーマにしたこの番組の見どころをお願いします。
ノブ:直すというニッポンの“能力”の素晴らしさに感動しました。直しの職人さんがかっこいい。壊れた時と直す時、どちらにもドラマがある。そしてもちろん面白いけれど、感動する部分もあるので、皆さんに見てほしいですね。
渡辺:壊れたものだけれど、取っておくっていう時があるじゃないですか。それをお直ししてもらった時に、思い出がよみがえり…。
あと、この番組の一番の見どころは、直したものがしゃべるところですね。電車がしゃべるとか、もうファンタジーです。電車がしゃべった時、それを聞いている方々の言葉も出ない姿。あれが、この番組の醍醐味ですかね(笑)。
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