浜崎香帆、さらなる“高み”へ「歌のレベルを上げて楽曲の幅も広げていきたい」<TPD×TTV連載(3)後編>

2019/10/01 07:05 配信

アイドル インタビュー

東京パフォーマンスドールのアクロバット美女・浜崎香帆に話を聞いた撮影=永田正雄


――2017年の音楽劇「魔都夜曲」では李香蘭を演じました。

あの舞台に関しては、(高嶋)菜七ちゃんがいたことが救いでしたね。私が所属している事務所が制作している作品で、キャストもほとんどが同じ事務所の方たち。

普段から交流があるわけではないですし、私から見たら皆さん大、大、大先輩ばかりなので稽古場では常に緊張していました。

あの大先輩たちの前で自分のセリフを言うことが怖くて。稽古の時は自分の出番のページが来ないでほしいって思っていました(笑)。

――お芝居どころではなかったんですね?

稽古でセリフを発した瞬間「声が小さい!」って言われてしまって。私の中では部活でソフトボールをやっていたし、ちゃんと声が出るんじゃないかなって思っていたんですけど、広い稽古場と素晴らしいキャストの皆さんの前では体が動かなくて、ずっと固まっていました(笑)。

――そんな大緊張の稽古を経て迎えた本番は?

これが、めちゃめちゃ楽しかったんです! 先輩たちもすごく優しくしてくれましたし、その頃には自分の素を出していました。

――いい雰囲気の中で李香蘭を演じることができたんですね。

劇中はカツラなので、頭にネットをかぶるんですよ。そうすると、私は丸顔だからお地蔵さんみたいになっていたらしくて、先輩たちが「香帆、今日も頑張ってね」って毎日拝んでくれたんですよ(笑)。

そんなふうにイジってくださったおかげで和むことができました。

――「魔都夜曲」の翌年にミュージカル「リューン~風の魔法と滅びの剣~」でヒロインのエルカを好演。2019年夏、再演されました。

自分と同世代のキャストもいたので「魔都夜曲」の時よりは気持ちに余裕がありました。とてもファミリー感のあるカンパニーで、いい意味で緊張感がないすてきな雰囲気なんです。リラックスして稽古に臨むことができました。

再演は一回エルカを演じているという経験があるからなのか、自分の芝居だけではなく周りのことも落ち着いて見ることができたような気がします。余計なことを考えずに天真爛漫(らんまん)なエルカを演じられました。

――そして、2018年4月から朝の情報番組「ZIP!」でリポーターに挑戦中。コーナータイトルは変わりましたが、1年以上経過して成長を感じる瞬間は?

やっぱり、カメラマンさんへの考慮というか配慮ができるようになったこと(笑)。

食べ物を紹介する時は、カメラが寄るからちょっとだけすくって、しっかりと見せてから食べる。食べ物がよく見えるように、顔の向きも意識できるようになりました。一日でいろんなところを回るから大変ですけど、ロケはすごく楽しいです。

――食リポの時に心掛けていることは?

初めて食べるものに関しては事前に調べたりします。あとは、登校前の学生さんたちも見ている時間帯だと思うのでなるべく分かりやすい言葉で伝えられたらいいなと。

むしろ難しい言葉を使ったとしても、私自身が理解できていないと思うので(笑)。