戦前からある登り窯をカフェとして開放している5代目社長は「昔のカタチをみなさんに見ていただきたい」とその心中を吐露。
続けて「スカーレット」にも触れながら「信楽焼という地場産業がちょっと低調になってきた。信楽人がちょっと自信を失いつつあったこの時に『信楽という焼き物に携わってよかったな』と、今一度自信と誇りがよみがえってくることを期待しています」と語った5代目。
戸田は現在撮影中のドラマの時代背景が火鉢産業の衰退期に差し掛かっていることを明かし、「お父さんがおっしゃったことが物語と繋がった。(ドラマは)フィクションだけどフィクションじゃない」と返答。
窯元の人たちの熱い思いを間近で感じ取った戸田は「この作品『スカーレット』できてよかったと思いました」「なんか私が泣けてきた…ちゃんと責任持って頑張ります!」と語り、目元に滲んだ涙を指で拭っていた。
スタジオでは、後日届いた窯元の人々からのビデオメッセージも紹介。ドラマへの期待とエールを受けて、戸田は「また涙出てきちゃった~!」と泣き笑いの表情を見せていた。
放送後のSNS上では「こういう出会いがドラマにも何かをプラスしてくれると思います」「気さくで、でも礼儀正しくて、そんな戸田さんの人柄が感じられた」「関西弁の戸田さんにほっこり」といったメッセージが寄せられていた。
次回の「鶴瓶の家族に乾杯」は10月7日(月)放送予定。