続いて、女性陣に司会者から「どんなワイン会なら行ってみたいですか?」という質問が出ると、松村は「おいしいワインとおいしいおつまみがあったらいいなと思います。作品の中でも料理の部分にスタッフさんが凝っていておいしかったので、ワインを楽しむためにはお料理も大切だなと思いました」と回答。
大野は「6カ月前に姉の子ども、私にとって甥っ子が生まれて。私もいつか結婚して子供が生まれた時に、庭にテーブルを置いたりして、親戚や家族と集まってワインを楽しみたいなっていう憧れはあります」と語った。
また、藤岡は「私は実際にワイン会に行って。頑張って着飾っていって、いい経験になりました」とコメント。尾崎は「私はふだんビールばかり飲んでいるので(笑)、ワインを勉強したい。ワインに詳しい方ばかりでない、私みたいなあまりワインを知らない人たちと一緒に勉強しながら飲みたいです」と語った。
次に男性陣には「どんな女性と、どんなワイン会を楽しみたいですか?」と質問。
小野塚は「ナオミ・スコットのような女性と、魔法のじゅうたんの上でシャトーマルゴーを乾杯したい」と、映画「アラジン」(2019年)になぞらえて答えて「すべりましたが(笑)、この映画の紫野(松村)のような人とワインが飲めたら最高ですね」と、自らフォローした。
続いて、少路が「かわいく『シャンパーニュっ』と言ってくれる子がいれば満足です」とネタを引っ張った後、近藤が「今、この壇上にいる方たちと20年後くらいに2019年のワインを飲んで『あの頃はこうだったね』なんて話したいです」と回答。
小野塚は「それが正解ですね! 何が『アラジン』だよ(笑)」と自虐して笑った。
すると、ここでスペシャルゲストがいると発表。観客と一緒に映画を鑑賞していた原作者の樹林伸が客席から登場した。
樹林は松村にワインを、女性陣4人に花を贈呈。
自らの小説のキャラクターが実写化されて、隣に立っている心境を聞かれると「感無量です。漫画ではこういう経験もしてますけど、小説では今までなかったので。ドキドキします」と語った。
最後に、松村は「ワインには人と人をつなぐ魔法のパワーがあるというテーマですてきな作品ができたと自信を持って言えます。私自身もこの作品を通して、たくさんの皆さんとの出会いがあればいいなと思っているので、ぜひ何度でも劇場に足を運んでください。私自身もワインの魅力に取りつかれたので、ワインの勉強もたくさんして、いつか皆さんに知識を披露できたらいいなと思います。えへっ」と、かわいく照れ笑いして舞台あいさつを締めた。
取材・文=青木孝司
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